2023/1/31
担当 / 取締役 中村 文男
「買い手よし、売り手よし、世間よし」の考え方を、美容室に当てはめて「お客様よし、サロンよし、美容業界よし」の年間計画の立て方を考えてみます。
目次------------
(1)美容サロンの三方よしとは?
1-1.お客様よし
1-2.サロンよし
1-3.美容業界よし
(2)年間計画を立てる
(3)まとめ
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(1)美容サロンの三方よしとは
美容室にとっての三方よしとは次の3点に対して考えていくことです。
- お客様よし
- サロンよし
- 美容業界よし
これらについて詳しくお伝えします。
お客様よし
レボルはお客様満足のために、次の3つを提案しています。
カラー会員
レボルサロンではカラー会員というカラーのサブスク制度を設けています。
1年会員であれば年間23,000円で年14回までカラー料金がかかりません。いつも綺麗でいられます。
タイムアップ
タイム・イズ・マネーの考え方で、お客様の貴重な時間を大切にしています。
また、カラー剤やパーマ剤などは短い時間で施術することで、髪や頭皮のトラブルを無くし素晴らしい仕上がりになります。
例えば、レボルサロンではカラー&パーマが2時間半で終わりますので、9時に来店されたとして11時半には納得の行く施術が終了し、お帰りいただけます。
お客様の時間的負担も頭皮負担も極力減らすことを目指すものです。
次回予約
その日の施術後に次の予約を取っていただくことをおすすめしています。
次回の日程が前もって決められるので予定が立てやすく、次回来店時にお待たせることや担当者不在などもありません。
サロンよし
レボルは1991年の創業以来、トリートメントとしてのパーマを活かして、パーマ比率40%以上にすることを提案してきました。
現在の美容業界においてのパーマ比率は20%を大きく割り込み、10%前後のサロンも多く見かけます。弊社直営店のパーマ比率は40%以上が殆どです。
これにより技術単価が上がるため、サロンにとっても非常にメリットが多いのです。
また、昨年11月に全面改装されたヘアアカデミーでのリアル&WEBの研修を通して、パーマに対する技術の向上と意識を変革することができます。
これらにより、パーマをメインとしたブルーオーシャン戦略を打ち出すことができるのです。一人当たりの生産性が上がり、経営的にも余裕が出て、スタッフに対してより多くの還元ができるようになります。
美容業界よし
これまで美容業界において、週休2日制、残業代金支給、最低賃金などの問題を全てクリアすることは困難なことと思われてきました。
また、スタッフ育成の教育システムを整え、成長に応じた評価システムを揃えているところも少ないのが現状です。その結果、優秀な人材が美容業界に集まり難く、慢性的な人手不足が続いています。
レボルには
- 週休2日制
- 残業代を支給
- 業界の1.3倍の給与支給
これらが直営店やお取引サロン様でできている事例があります。
また、WEBセミナーやヘアアカデミーなどの研修を活用した教育システムにより、入社1年から2年でスタイリストデビューが可能になります。
魅力あるそしてやりがいのある業界として、優秀な人材が集まる業界へと変革していきます。
(2)年間計画を立てる
年間計画の立て方には、「前年の実績に対して〇〇%アップ」や、やるべきプロセスを積み上げて行く方法など様々です。
ここでは、理想の姿から逆算して立てる方法を考えてみます。
『三方よし』を実現するために、何が大切でしょうか?
- お客様満足のための接客の見直し
- お客様満足のための技術力の向上
- スタッフさんの給与アップの為に必要な売上
- 経営者さんがサロン繁栄のために本質的、長期的、客観的に判断すること
これらのことを計画表に落とし込み、スタッフさんも経営者さんもワクワクする計画を立てることが大切です。
目標設定について詳しく知りたい方はこの記事も参考にしてください。
目標設定に活用できる資料も無料ダウンロードできます。
(3)まとめ
日本の人口は2007年をピークに減少に転じています。しかし、美容室店数は未だに増え続けて25万1140店(2019年厚生労働省発表)になっています。
現代社会で社働き方改革がすすめられ、美容業界でもこれまでの美容室経営を見直す時期に来ているのです。
そこで『三方よし』の考えに立ち、結果から逆算して計画を立てることが重要です。サロン全体がベクトルを合わせて熱狂する集団になった時に、年間計画は達成できると確信しております。
スタッフさんは必要とされる技術と接客力を磨き、店長さんマネージャーさんはスタッフさんが内面からモチベートするマネージメント力を磨き、そして経営者さんは年間計画をスタッフさんと共有してワクワクする未来を示し続けて下さい。
三方よしの美容室経営や目標設定に関するご相談は、LINE公式またはお問い合わせフォームからご連絡ください。
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