長く続く美容室経営、倒産してしまう美容室経営の違い

 

投稿日:2017/5/10 更新日:2022/10/12

作成/橋口 禎友(更新/代表取締役  平井 伸幸)

美容室の倒産件数の増加はコロナのせいか?
いえ、倒産理由は他にあります。

コロナ禍で倒産してしまう美容室と逆に伸び続けている美容室。その違いはどこにあるのかを解説します。

目次------------
(1) 超有名店の閉店
(2) 美容室構造的な問題
(3) ビジョンと戦略が必要

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(1)超有名店の閉店

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(2017年のブログより)
「ヘアーディメンションホールディングスが倒産、破産申請」と言うニュースが流れてきました。

今の20代の美容師さん達はひょっとしたらご存知無いかも知れません。

松田聖子さんの髪型として一世を風靡した『聖子ちゃんカット』の生みの親であり、藤原紀香さんの人気ヘア『紀香ヘア』を作ったのもこのお店の美容師さんでした。他にも沢山のタレントさんやモデルさんが通っていたお店です。

このようなイチ時代を築いたお店が消えて行くのはさみしいですね。

青山や表参道等ファッションを売り出すには最高の場所で、かつて賑わったサロンが無くなってきています。

いったい有名美容師さんやそのお客様は何処に消えたのでしょうか?周りに似たようなサロンが沢山出来たからでしょうか?

 

とある有名美容室の閉店から学ぶ

サロン名は出せないですが、他にももっと有名なサロンが消えていっています。たまたま私はその有名なサロンが消えて行くのを目の当たりした事があります。

ディメンションとは一緒にできないですが、この有名なサロンが消えて行った一番の原因が「経営をしていなかった」ことです。

オーナー兼先生はあまりにも有名な先生で、技術的にも素晴らしいモノをお持ち・カリスマ性も凄かったのです。そしてこのサロンは、この先生の「気分」で経営されていたと思います。
 
先生がご健在の時は良かったのですが、時代も変わり先生がお歳を召されてパワーが落ちて来た時と同時に、一店舗一店舗ずつ閉店が始まりました。

私はこの閉店が始まる3~4年前から先生の右腕的存在の方に「このまま行くと危ないですよ」と進言していました。

「何も判らない若造のくせに生意気言うんじゃない」と一喝されましたが、私から見るとイエスマンが多く、このような雰囲気でした。

  • お客様を見ていない…カットしてやるよの態度がありあり
  • 業者に対しては人間扱いしない…スタッフまでも偉そう

こんな経営ではおそらく先は長くは無いだろうと思っていました。
 
何せ「お客様から指示されている」のは「先生」です。スタッフでは無いのです。

この錯覚に気がつかないスタッフの横柄な態度。

しかしシビアに振り返ってみると未だにこのパターンで営業していらっしゃるサロン様の多い事、多い事。

やはりトップに何かあっても、代わりのスタッフがトップの思いや考えを継承しているお店作りがとても重要だと思います。

それには普段からトップ自ら本音でスタッフに語りかける必要があります。それと同時に、長く勤務してもらう為に本気で環境(週休2日制・残業問題・社保・厚生年金)作りをし、スタッフが安心して仕事ができるようにする必要があるのではないでしょうか。

 

(2)美容室構造的な問題

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上記のように、コロナの前から有名美容室の倒産が始まっていましたし、調査データでも過去最高倒産件数を塗り替えていました。

構造的な不況業種になっていますが、大きな問題は次の5つだと考えます。

1. 人口減少
内需の産業ですから、頭の数が減ってしまうこと

2. 高齢化
美容室を利用しない高齢者が増えている

3. 美容室件数の増加
毎年増加を続け26万件に。ライバル店が増加してパイのとりあいに

4. 上記により競争が激化
値引き合戦の加熱、リーズナブルな専門店の乱立、一人サロン、面貸しサロンの台頭

5. 働き手不足
美容師のなり手が減っている、離職率が改善されない

これらは10年以上前から変化してきて、今後も変わらない流れです。

このような問題に対して対応できなかった美容室が、コロナを機に一気に危機がすすみ、倒産になっているのだと感じます。

 

(3)ビジョンと戦略が必要

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しかし、上記はいずれも中小サロンにおいては重大な問題ではないと考えます。

中小の美容室ならスタッフ数も多くても10人位、大半は5人以下で経営されていると思います。商圏2-3kmがメインで、カルテ数も1000枚以下の美容室が多いのではないでしょうか。

マクロな日本経済や景気動向、コロナの影響はもちろんありますが、狭い商圏、少ないカルテで十分勝ち残っていけます。

さらにオーナーが現場にいるのであれば、オーナーの意思と行動次第でなんとでもなります。

「小さいことはいいことだ!」

小さいからこそ、

  • 機動力や柔軟性があり
  • チームワークが発揮しやすく
  • 行動をおこせば、すぐに売上アップの効果を出せる
  • 固定費が低く売上さえあがれば利益も出やすい!

危機の状況こそ実は強いと考えます。

事実、コロナ禍であっても伸び続ける中小サロンはたくさんあります。レボルの直営美容室も伸びています。

ただし中小サロンの戦い方を知らなければいけません。大手の真似をしていては、絶対に負けます。

ビジョンと戦略がもっとも重要で、それを決められるのは経営者しかいません。

つまり、

「経営者が経営をすること」が生き残るのかどうかのポイントです。

経営者は常に学ばなければいけません。ピンチをチャンスに変えるのは、オーナーの考え方次第です。

レボルでは直営店でのリアルな事例をもって、コロナ禍に立ち向かうサロンオーナー様のお役に立ちたいと思います。

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