長く続く美容室経営、倒産してしまう美容室経営の違い

担当 / 代表取締役  橋口 禎友

カリスマ美容師の先駆け的存在であったヘアーディメンションが閉店。

 
■超有名店の閉店
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「ヘアーディメンションホールディングスが倒産、破産申請」と言うニュースが流れて来ました。今の20代の美容師さん達はひょっとしたらご存知無いかも知れません。何せ松田聖子さんの髪型として一世を風靡した『聖子ちゃんカット』の生みの親であり、藤原紀香さんの人気ヘア『紀香ヘア』を作ったのもこのお店の美容師さんでした。他にも沢山のタレントさんやモデルさんが通っていたお店です。
 
このようなイチ時代を築いたお店が消えて行くのはさみしいですね。
青山や表参道等ファッションを売り出すには最高の場所で、かつて賑わったサロンが無く成ってきています。いったい有名美容師さんやそのお客様は何処に消えたのでしょうか?周りに似たようなサロンが沢山出来たからでしょうか?
 
■とある有名美容室の閉店から学ぶ
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サロン名は出せないですが、他にももっと有名なサロンが消えていっています。たまたま私はその有名なサロンが消えて行くのを目の当たりした事があります。ディメンションとは一緒に出来ないですが、この有名なサロンが消えて行った一番の原因が「経営をしていなかった」事です。オーナー兼先生(余りにも有名な先生で・技術的にも素晴らしいモノをお持ち・カリスマ性も凄い)この先生の気分で経営されていたと思います。
 
この先生のご健在の時は良かったのですが、時代も変わり「先生がお歳を召されてパワーが落ちて来た時と同時に」一店舗一店舗ずつ閉店が始まりました。私はこの閉店が始まる3~4年前からこの先生の右腕的存在の方に「このまま行くと危ないですよ」と進言しました。「何も判らない若造のくせに生意気言うんじゃない」と一括されましたが、私から見るとイエスマンが多くお客様を見ていない(カットしてやるよの態度が有りあり)業者に対しては人間扱いしない(スタッフまでも偉そう)
私から観たらこんな経営ではおそらく先は長くは無いだろうと思っていました。
 
何せ「お客様から指示されている」のは「先生」ですスタッフでは無いです。この錯覚に気がつかないスタッフの横柄な態度。しかしシビアに振り返ってみると未だにこのパターンで営業していらっしゃるサロン様の多い事、多い事。やはりトップに何か有っても代わりのスタッフがトップの思いや考えを継承しているお店作りがとても重要だと思います。
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それには普段からトップ自ら本音でスタッフに語りかける必要があると同時に長く勤務して貰う為にも本気で環境(週休2日制・残業問題・社保・厚生年金)作りをし、スタッフが安心して仕事が出来るようにする必要が有るのではないでしょうか。