一番わかりやすい美容室の目標設定の仕方 経営指標 重要な数字

担当 / 営業部MGR  佐藤雅也

新年を迎え、正月・成人式を終え、サロンでの目標や個人目標を掲げ、行動し始めている頃だと思います。先日大坂にて弊社主催の幹部教育研修を行いました。そこで、目標設定の意味、立て方、課題の探求の仕方などを行いました。

 
■年間売上目標
レボルは決算が7月になりますので、目標を設定するのは7月に行いますが、年始に設定されるサロン様が多いので、この研修でやった内容をご紹介させていただけたらと思います。
 
以前もこのコラムで目標設定について述べましたが、そのときは具体的なものではなく、なんのために立てるのか、目標とはなんなのか、といった内容でした。
参考➡https://revol.co.jp/blog/uriage-up/1808/
今回はレボルの直営店の目標の作り方を述べさせていただきます。
 
大きな違いといえば、売上金額設定ではなく、「課題設定型」ということです。前年対比の110%とか120%とかではなく、どの課題を伸ばしていくかを決めて売上を決めるやり方をしています。

 
(1)指標を決める
参考➡https://revol.co.jp/blog/uriage-up/1697/
ここでも流れを説明しておりますが、レボルにはサロンが健全な経営を目指す上での10個の指標を設定しております。
①総客数 100人以上/1スタッフ
②パーマ比率 技術客の40%
③カラーパーマ比率 パーマ客の60%
④オゾントリートメント率 70%以上
⑤新規客 総客数の10%以上
⑥来店サイクル 45日以内
⑦技術客単価 7,000円位上
⑧店販比率 総売上の10~20%
⑨カラー会員数 50人/1スタッフ
⑩次回予約率 60%以上
 
 
(2)上記の10個の指標と自分のサロンを比べてみます。
自分のサロンで同じ数字を出してみて、どれが超えていて、どれが足りないのかを調べます。それによって、今年はどこを高めていくのかを決めます。
 
(3)決めた項目をどれぐらい高めるかを試算します。
例えば、年間総客数が1,200人で来店サイクルが60日のお店があるとしたら、カルテ数は1200÷6(60日サイクルは2ヶ月1回来店なので、年間頻度は6回)で200になります。来店サイクルを45日に縮めるようにできたなら、200×8(45日サイクルは1ヶ月半で1回来店なので、年間頻度は8)で1,600人。総客が増えます。
 
年間の美容室の売上は、下記内容で決まりますので、単価が維持できれば売上が上がります。
カルテ数 × 単価 × 来店頻度 = 年間売上
(前年) 200 × 7,000 × 6 = 8,400,000
(目標) 200 × 7,000 × 8 = 11,200,000
これが目標となります。
 
このように目標を設定していくと対策も具体的になります。
来店頻度を高めていくために、レボルですとカラー会員のお客様が増えると来店頻度は多くなりやすいです。では、カルテ内のお客様のカラー会員比率を高めていくことがやるべきことになります。

他にも既存のお客様にしっかりとカウンセリングをさせていただき、理想の来店周期をご理解いただくこともやるべきこととなります。
サロンでの経営指標があることによって、そのサロンのコンセプトを維持し、伸ばしていくことが明確になります。
 
このご時世、新規集客も難しいです。単純に総客を増やす=新規集客といっても思い通りの数になるとは考えづらいです。それでは、どのように増やしていくのか?一番可能性があり、速いことは?という観点で考えていくと売上目標も中間目標も立てやすくなります。
 
どのサロン様も目標を立てて、達成に向かって努力されていると思いますが、そこに根拠をやるべき方法も付け加えることができると目標に意味が出て、サロンでの営業に力が入ると思います。

ぜひ、目標のこのような観点で作成されてはいかがでしょうか?
不明点があれば、ぜひご相談ください。