2020/09/26
担当 / 取締役 中村 文男
「温故知新」2,500年前に孔子が語った論語の中に出てきます。ご存じの方も多いと思いますが、『故きを尋ねて、新しきを知る』と読みます。 レボルは社歴が30年になりました。 長くお付き合いいただいているサロン様、また最近お取引をはじめていただいたサロン様とも、レボルの歴史をお伝えしたいと思います。 |
目次————————
(1) 美容室コモドの出店準備から1年後
(2) カラー会員の良さを改めて実感
(3) 成功事例が、サロン様に波及
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(1)美容室コモドの出店準備から1年後
前回の温故知新①で、創業からの変化に満ちた10年間を書きました。
前回の記事はこちら
1997年11月25日に直営1号店の美容室コモドが、15人のインストラクターの強い要請で川口駅東口から徒歩8分の場所にオープン出来ました。
当時の川口駅周辺も、全国規模の有名美容室チェーンや地元で何店舗も展開している力のあるサロンさんが多く、懇意にしているコンサルタント会社社長からは、川口駅東口は激戦区だから、止めたほうが良い!とも言われていましたが、本社に近い事、周囲の美容室さん以上の努力をしよう!などの思いで決断しました。
我々営業は、これまでパーマ比率50%以上、1スタッフあたりの技術売上100万円は、レボルシステムを真面目にやっていれば出来る数字です!と言い切って来ましたので、いざ直営店が出来るとその数字を上げて貰わなければ、これまで言ってきたことがウソになってしまうプレッシャーが有りました。
そこで、11月1日から、営業とインストラクター10人から15人で、月曜日~金曜日、毎朝6時から一時間ポスティングをしました。当時の店長をはじめスタッフもナゼそこまでするのか?と言いながら渋々付いて来る状態でしたが、数字が上がらなければレボル存亡の危機に繋がるとの思いがあり、強引に続けました。
1ヶ月弱で、オープンまでに4万枚くらいのチラシをポスティングしました。
新聞折込もオープンまでに、2万部を3回に分けて6万部入れました。オープンして現場のスタッフはポスティングから開放されると思ったようですが、私は月曜日と木曜日の週2回を提案して、1年間は続けました。
ゼロからのスタートでしたので、商店街を何度もインストラクターと同伴で回ったり、事務さんも含めて知人友人に声を掛けたりして必死で集客しました。
当時トレセン研修に来ていた美容師さんの大半は木曜日の早朝ポスティングも体験したいと言われて、研修の一環で参加して頂きました。
サロン様からは、コモドの進捗をよく聞かれましたが、『1年後には1,000万円やります!』と宣言していました。社内では12月1,000万円を達成したら、全員でハワイ旅行に行こう!と盛り上げました。結果的に1年後の12月に固定スタッフ4人+ヘルプ3人の体制で、無事に1,070万円を達成することが出来ました。
(2)カラー会員の良さをあらためて実感
意外に思う方もおられるかも知れませんが、当時の店長はカラー会員の経験が無く、固定スタッフもカラー会員の良さを理解していなかったため、カラー会員無しでやらせて欲しい!との意見でスタートしました。
そのため最初のチラシにはカラー会員募集は書かれていません。しかし、オープンして2週間が過ぎた時に、売上が伸び悩み苦しんでいました。そこでカラー会員を強引に導入することにしました。美容師全員を集めて、改めてカラー会員の考え方を伝え、チラシを作り直し、店内のPOPやノボリも作りました。
そこから順調に集客が増えて再来して頂き、売上が伸び、カラー会員の威力をマザマザと実感しました。店長はじめ固定スタッフも、カラー会員の良さを改めて認識しました。
(3)成功事例が、サロン様に波及
美容室コモドが1年後に1,000万円を越えて、翌年2月にハワイ旅行の為に7日間休んでも800万円を越えた事は、現場も営業も大きな自信になりました。是非とも美容室コモドを見学したい!という方と、トレーニングセンターでの研修される方も増えました。
インストラクターもコモドでの事例をもとに、自信を持って臨店講習や派遣、出張に出られて営業とのコラボで相乗効果が出るようになりました。また、チラシの作り方、価格設定、スタッフ育成などを徹底的マネをされるサロン様も増えました。
実践型では日本唯一のトレーニングセンターも西川口から、川口西口駅前に移転して、更に全国からの研修生を迎えやすくなりました。
そして、念願の自社ビル建設と2号店出店の機運が高まりました。
この続きはまた次回にします。
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