2021年 美容室の展望、美容業界の予測

2020/11/10

担当 / 代表取締役  平井 伸幸  

美容室の最大の繁忙月12月が迫っています。直営美容室でもギネス売上を更新すべく準備し計画をたて実行してくれています。 
その先2021年の美容室の展望について考えてみます。 

 
目次————————
(1) 集客はなお難しく、ファン、VIP客をもつ美容室が勝つ
(2) 差別化ができていない、ターゲットを絞った美容室が勝つ
(3) 出店?撤退?その差は・・・採用できる美容室が勝つ 
(4異業種参入、事業継承問題からM&Aも当たり前
—————————–
 

 

(1)集客はなお難しく、ファン、VIP客をもつ美容室が勝つ 

 
集客が非常に難しくなっています。 
その一方で、新規が月に50人、100人来ている美容室もあります。 
 
ほとんどの美容室では、努力をしても新規・フリーは減っています。これはコロナの影響ではなく、美容室件数増加と人口減少からくる構造的な問題です。 
 
新規・フリーを獲得でき成長させられる美容室は、(特に地方では)ごくごく少数派になります。 
 
新規獲得の手法をざっとあげると
 

ットペッパービューティー楽天ビューティ、ミニモなどのクーポンサイト 
自社ホームページやLP(ランディングページ)、ブログ  
Instagram、TwitterなどのSNS  
YouTubeでの発信、広告  
⑤Googleマイビジネス  
チラシやフリーペーパーなどの紙媒体  
⑦看板、のぼり、タペストリーなど屋外広告  
⑧紹介 

 
新規集客にかけるお金も、労力も、時間も増加していきます。体力勝負は中小サロンに向いていません。
 
そんな中、中小規模でも、VIPを持つ美容室は確実に売上を伸ばしています 
レボルではVIPの定義を1年間で12万円以上ご利用いただくお客様と定義しています。さらに、その上にも25万円、40万円という超VIPのグループもあります。 
 
全国のお取引先の状況を聞くと、VIPを多く持つ美容室は、コロナ以降も売上がほとんど変わらないか、むしろ伸びています
しかしフリーや新規が多い美容室は(一部上記のような例外があるが)苦戦中です。
コロナはサロン弱いところを浮き彫りにし、また立地メリットを相対的に押し下げました。 
 
あらためて自サロンのターゲット設定と、どのように付加価値を出すのか、そして差別化するのか、が重要であり、それに合致した顧客を集客し、VIP化する仕組みが必要です。 
 

 

 (2)差別化ができていない、ターゲットを絞った美容室が勝つ 

 
調査によると、コロナの影響を受けて美容室を変えた、または変えようと思っている方が14%になるそうです。
2020年はもっとも顧客を失うタイミングであり、同時に獲得できるタイミングでもありました。
しかし顧客から選ばれるためには、飽和している美容室の中で、差別化しなければ選ばれようがありません。 
 

・何が得意なのか 
・何が売りなのか 
・誰に向いている店なのか 
・何にこだわっているのか 
・どんなストーリーがあるのか 

 
大手美容室では、以前に比べて小規模の美容室をスピードをあげて出店しています。1,000万トータルビューティサロンではなく、500万の中小規模サロン 。または、リーズナブル店、カラー専門店の出店などがそうです。 
 
顧客層を明確に分けて差別化し、攻めています。 
 

 

(3)出店?撤退?その差は・・・採用できる美容室が勝つ 

 
スタッフの採用ができず、規模感を縮小している美容室が多くなりました。2020年は美容室の倒産件数が過去最多になっています。スタッフ不足により閉店する美容室が今後も増えるでしょう。 
 
一方で、数年前より採用を重点課題と力を入れ、労働環境整備に力を入れてきた美容室は、しっかりと採用できています。 
 

・大手の美容室のとられている 
・カラー専門店などのチェーン店にとられている 
・面がしやフリーランスに流れている 
・美容学校の生徒が少ない 
・高卒が少ない 

 
今後も採用環境はなお一層厳しく、採用できる美容室しか残らないと言い切って良い状況です。 
 
中小サロンであれば、縁故採用、つまりスタッフやお客様、知り合いからの紹介で採用するのがもっとも現実的です。 そのためには、スタッフの愛社精神を地道な活動で積み上げていくことが重要になります。 
 

 

(4異業種参入、事業継承問題からM&Aも当たり前 

 
他業種と同様、オーナーの平均年齢が上がっています。
60代後半が中心値のようですが、70代になるオーナーも増えています。
今後5年で後継者がいなく倒産する美容室が急増するでしょう。 
 
また、コロナで外食や観光、イベント業など軒並み苦戦している中、大企業が美容室への異業種参入も増えると思われます。
カラー専門店fufuは、丸亀製麺が出資し、4年で72店舗まで一気に店舗数を増やしました。
事業継承の問題にM&Aで、異業種が参入し、一気に急拡大、そんな事が当たり前になりそうです。 
 
業界の流れを書きましたが、中小美容室が生き残るためにやる事は明確です。 
 
自社の強みを明確にして、磨き、顧客のファン化する 
その強みを伸ばせる人材を採用し成長させる 
 
レボルでも日々、直営美容室で実践しています。 
レボルには売上を伸ばす方法が明確にあります。 
 
お悩みの美容室オーナー様は、ぜひ一度レボルにご相談下さい
 
 

◎「美容室オーナーが知っておくべきコロナウィルス関連まとめ」はこちら

 

 
↓WEBセミナーのお知らせ・ご案内
 

 
↓セミナー案内のYouTubeはコチラ
 

 
 
◎はじめてのオーナー様、「仕組みで売上が上がるレボルシステム」についてはこちら
 

 
◎お問い合わせはコチラ