美容室でのコミュニケーション力の重要性と伸ばし方

 

美容室でのコミュニケーション力の重要性と伸ばし方

2023/10/13

担当 / 店舗運営部 MGR 加来 愛弓

   

 

美容室に限らず、生きていく上でコミュケーション能力は必ず必要です。
しかし苦手な人も多いのではないでしょうか?

どのようにしてコミュケーション能力アップできるのか、考えてみます。

目次------------
(1) コミュニケーションをとるメリットと重要性
(2)「美点凝視」が大事
(3) 相手を承認する
(4) まとめ
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(1)コミュニケーションをとるメリットと重要性

コミュニケーションとは

コミュニケーションを通して、私たちはお互いの価値観や考えを知り信頼関係を築くことができます。

自分の気持ちや考えを相手に伝えられ、相手の気持ちや考えも分かって、お互いの理解を深められます。

コミュニケーションを重ねる事で気持ちのすれ違いや誤解を防ぐこともできますし、相手の人となりや価値観も理解できます。

仕事を円滑にすすめるためにも必要な能力です。

仕事の多くは、様々な関係者と情報交換したり意思の疎通を図って協力し合ったり、相手に働きかけアクションを促したりしながら進める必要があります。

コミュニケーション能力が高いと、このプロセスがスムーズかつ効果的に進むため、成果を上げやすくなるでしょう。

特に美容室はサービス業。人が活性化し、人が人に技術や商品を提供しているので、お客様やスタッフとのコミュニケーションは必須です。そして、より高いコミュニケーション能力が求められます。

 

(2)「美点凝視」が大事

チーム力

「美的凝視」とは、相手の短所や欠点に目を向けるのではなく、長所や徳性を意識的に見ることです。

お店のスタッフとコミュニケーションをとりマネジメントする際、スタッフの長所と短所どちらに目が行くでしょうか?

多くの場合スタッフの短所に焦点をあて、「できない事をどう克服させるか」に力を注ぎます。

欠点を指摘し直させようとして焦点をあててしまうと、結果的にスタッフの自信を奪ってしまうことにもなりかねません。

完璧な人間などいません。強みと弱みを知り、強みを伸ばすことによって弱みを克服するのです。

長所進展法(※)に基づいた方が、組織としても強くなり目標の達成もしやすくなります。 多くの人は、他人の長所よりも短所に目がいきがちです。その人の長所を見ようと意識することがとても重要です。

※長所進展法は、船井総研創業者である船井幸雄氏が提唱した経営戦略の一つ。人の成長を促すのは短所是正ではなく長所伸展である。つまり、不得意なことをなくすよりも、得意なことを伸ばした方がよいとする考え方です。

 

(3)相手を承認する

コミュニケーションをとる

人は誰しも承認されたいという欲求を持っています。相手の存在を認めることは、当たり前のようですが実はできていない場面も多いです。

たとえば挨拶やちょっとした声かけは相手を承認する為の大切な行為。

「挨拶しても上司が返してくれない」「業務指示以外は一切声をかけてくれない」という状況では、スタッフは自分の存在を認めてもらえていないと感じることもあるでしょう。

そんな相手には相談事をしたくないし、むしろ相談しても怒られるとさえ思うかもしれません。

いつもとは違う変化を認める事も大事です。

変化には「遅刻がなくなった」「ミスが減った」などのプラスの変化もあれば、「最近元気がない」「言葉遣いが乱れてきた」などにマイナスの変化もあります。

いずれも日頃から相手に関心を持っていなければ、気付く事ができないでしょう。

気付いたとしても言葉に出さなければ相手に伝わりません。きちんと伝えることで相手は「常に自分の事を気にかけてくれている」という安心感を得る事ができます。

日頃からあらゆる機会を捉えて、相手を大切に思っている事を伝えなければいけません。

 

コミュニケーションにおいて重要な「信頼関係」についてはこちらの記事も参考にしてください。

 

(4)まとめ

人は本質的に「社会的な生物」であり、高度なコミュニケーションが人類の発展を支えてきました。

スタッフのモチベーションを維持・向上させるには、仕事を通してチームのメンバー全員で励まし合える環境を作る事です。コミュニケーションが活発な職場は、スタッフの力を引き出すのにも良い影響を与えます。

さらに、コミュニケーションは双方向性でなければいけません。一方的な指示・指導・伝達だけではなく、相手の率直な疑問や意見も拾い上げることが重要です。

相手によって受け取り方が違うので、どんな言葉で、どんなツールを使って、どのタイミングがベストかは、日頃から相手に興味をもって理解しようとしなけば分かりません。

日常的に声をかけて会話し、自分の想いを伝えたり相手を知ろうとすることを心がけてください。

成果を上げられる強い組織はコミュニケーションが活発です。スタッフと円滑で深いコミュニケーションをとって、目標達成につなげましょう。

レボルではより良い組織づくりについてのセミナーも行っています。

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