2020/08/01
担当 / 代表取締役 平井 伸幸
今日8月1日からレボルでは31期になります。そこで8月には、「全国店長会議」と「キックオフミーティング」を行います。
1年のはじまりに各部門・担当MGRや店長が、年間方針書を作成し発表します。 そこで今回は”美容室オーナーや幹部向け”美容室の方針会議の仕方について書きたいと思います |
目次————————
(1)小さな美容室でも方針説明ミーティングが必要な3つの理由
(2)コロナ禍の今だから必要なこと
(3)方針説明の内容、ポイント
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1)小さな美容室でも方針説明ミーティングが必要な3つの理由
時期・名称も色々ですが、年間方針説明会、決起会、政策発表会、年間合宿を行う美容室があります。
中には家族を呼ぶ、お取引先を呼ぶ、銀行を呼ぶなど、大掛かりにやっていらっしゃる場合も。
このように1年間の重要な場として取り組まれているサロン様があります。
しかし、ほとんどサロンでは方針説明ミーティングは行っていないのではないでしょうか?
ぜひこの記事を読んでいただいたことをきっかけに、取り組んでもらいたいと思います。
【小さな美容室でも方針説明ミーティングが必要な3つの理由】
①前年の成果の確認と今年の目標の明確化
②オーナーの決意表明
③チームワークの醸成
上場企業では決算報告会、株主総会があり、経営者が厳しく説明責任を問われます。
オーナーが自分自身の経営の成果を振り返り、今後の経営方針を見直すため、つまりセルフマネジメントのため行うべきです。
冒頭のサロンオーナー様に「なぜ社員だけでなく家族や銀行まで呼ぶんですか?」と聞いたことがあります。
答えは、「トップである自分自身に緊張感を持たせるため」ということでした。
まだ1店舗の頃からそうしているそうです、現在店舗数は10店舗以上になっています。
またスタッフの不満としてよく出るのが、「オーナーが将来をどのように考えているかわからない」という事です。
日々の売上管理だけでなく、理念やビジョンをスタッフに向けて語ることはとても重要だと思います。
2)コロナ禍の今だから必要なこと
コロナの影響がまた拡大しており、美容室オーナーの正直な考えは「現在もこれから先もわからない・・・」だと思います。
自分も同じ立場です、とてもよくわかります。
確かにそうです、将来が不確実、不安定だと誰もが不安になります。
そこで、視点を変えなければいけないのが、「社員がまさにそうだ」ということです。
美容室経営者は将来が不安な今だからこそ、勇気を出して!自社の今の状況とこれからの方向性を示す必要があります。
星野リゾートの星野社長は5月に社員に向けたメルマガの中で、「当社の倒産確率は30%」と発表したそうです。
その計算は
①売上ダウンのシュミレーション
②コストダウンのシュミレーション
③資金調達のシュミレーション
の組み合わせとのこと。
そして生き残るための戦略の変更を発表しました。
また、同時に社員の主体性を刺激し、ひとりひとりにアイデアを出すように伝えました。
不安定な今だからこそ、これからの方針をリーダーが伝えなければいけません。
3)方針説明の内容、ポイント
さて、では必要性はわかったとして、具体的に何を話せばよいのでしょうか?
参考まで、レボルでは以下の内容を話しています
①私たちのミッション(理念) ビジョン(方向性) バリュー(価値観)の確認
②私たちの置かれている環境の変化とチャンスはどこか
③前期1年の実績の振り返り
④前期1年のできたこと(大事!)、できなかったことの確認
⑤今期1年の目標数字
⑥今期1年の目標をクリアするための重点テーマ
ポイントは
1.事実(数字)と想い(感性)はわけること、両方とも大事
2.伝わりやすい資料を用意すること
3.期待されていること、今日から何をすべきか具体的にわかること
4.場所をサロンと変えるのは結構大事、時間も昼間が良い
5.楽しさが入ること、表彰やゲーム、食事なども良い
やり方に正しいはありませんが、チーム力を高めることが目的です。
オーナーの好きな事、その場の思いつき、説教で終わる会議にならないように。
またオーナーが自分の言葉で語れるよう(メーカーやディーラーに丸投げせず)事前準備してみて下さい。
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