パーマは救世主!?売上アップ×差別化×高単価なら「パーマ屋さん」を目指そう!

2021/2/17

担当 / 代表取締役  平井 伸幸  

 
 

レボルは創業時から「パーマ」の会社です。パーマ技術はどこにも負けたくなくて、ワインディングコンテスト、トレーニングセンター運営、インストラクター派遣を30年継続してきました。
今、美容業界ではパーマが本当に下火になってしまいました。しかしそれを逆にチャンスと捉え「パーマ」で美容業界に革命を起こし、業界貢献をしたいと考えています。

 
目次————————
(1) こんなに儲かったのか!パーマの歴史が面白い
(2) 今後、美容業界で「パーマが救世主」になる理由
(3) パーマが好きになる美容室を増やし、貢献したい
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(1)こんなに儲かったのか!パーマの歴史が面白い

 
2020年11月発売になった以下の書籍を読みました。

 
なんてシュールな本でしょう!?パーマ信者である私は、たまたま見かけたこの本を即買いしました。
 

(本書より)

「贅沢は敵」と非難されたパーマネントは、戦中も大流行しており、店には大行列、防空壕にもパーマ機が持ち込まれた。〜中略〜 戦時期は統制経済のもと節約・自粛が求められたが、女性のおしゃれの意識が変化した時代でもある。統制と近代化の狭間で社会問題になりながら髪型や服装にこだわった女性たちとその背景に迫る。

(以下、抜粋)

・例えば丸善美容院ではパーマネントは7円で1日の総売上が1万円を超えることも珍しくなかった。皆がパーマネントをかけていたとして、1日あたり1400人以上来店していたことになる。
・オリエント美容院では、マシンを5.6台設置し6人の美容師を雇っていた。毎朝客がどっと押し寄せたため、6時から35人分の整理券を用意してもたちまち売り切れた。〜中略〜 経営者の上村寛一郎がうち1軒で下谷にある94軒の美容院の税金を納めることができた。

・高額な機械を買い入れるというのはかなり勇気が必要だった。〜中略〜 「パーマネント機で家が1軒建った」〜中略〜 しかし戦時に購入した美容業者からよく聞くのは「ひと月で元が取れた」という言葉である。
・地方の美容師の話でさらに驚くのが「防空壕の中でもパーマをかけた」「空襲でもかけた」という話が頻繁に出てくることである。

 
知らなかったです。先人の女性のオシャレの追求と、パーマへの渇望がここまですごかったとは。
非国民として禁止されていても、美容室には石を投げ込まれても自分たちの美的感覚を守ろうと戦った歴史が書いてあります。
かなりマニアックですが面白い書籍です。
 

 

(2)今後、美容業界で「パーマが救世主」になる理由

 
パーマは一般的に高単価で、さらに、徐々に競合が減ってきているのです。
もともとパーマやさんだった美容室も、年々トレンドが変化しパーマが減り続けています。今ではパーマ比率10%あれば高い方だと思われます。一方でカラーやカット、トリートメントはコモディティ化と共に値段が下がり、リーズナブルな専門店も出てきました。
そして今後さらに人口は減り、高齢者が増え、競合店も増えてよりいっそう厳しくなっていきます。一部の高単価メニュー、または高単価を取れるスタイリストさんを除いてこの傾向は一気に進むでしょう。
 
一般メニューとして単価が取れるのは「パーマ」だけ。なぜなら、

①技術的に難しく、練習が必要
②失敗するリスクがある
③提案しなければ、わざわざやらない

 
ちょうど、もはや虫歯治療では食べていけない歯科業界で、インプラントや矯正が得意な医院に予約が殺到し繁盛する光景に似てきます。
虫歯治療 → カット、カラー、トリートメント
インプラント、矯正 → パーマ
 
他がやらない、できないから価値があります。そこに向けてレボル直営美容室でもパーマの技術を磨いています。
 

 

(3)パーマが好きになる美容室を増やし、貢献したい

 
男性のパーマが流行っていてチャンスだと思っていますが、今後もトレンドは読めません。
しかし、確実なのは中高年齢の方が増えていくことです。「パーマをしたい!」というお客様は少なくなるかもしれません。しかしエイジングによる、髪のボリューム、ハリ・ツヤ、クセなどの悩みに対して「パーマ」が有効であるお客様は増えていきます。
顧客ニーズはあるのです。レボル直営やお取引サロンでも、いまだにパーマ比率70%、80%の美容室が実際にあるのですから。
 
またウェーブスタイルの提案は美容師としても本来おもしろいし、楽しいはずです。しかし、すでにパーマをあきらめてしまった美容室は多いのです。これは悲しいことですが、パーマに取り組む美容室にとってはチャンスといえるでしょう。
 
パーマを美容室の起爆剤にしたり、パーマを楽しむ美容師さんが増えたりすることが我々の夢です。美容室が「パーマ屋さん」と呼ばれ儲かっていた時のように、美容室を盛り上げ繁栄させるものにしてきたいと思います。
 
パーマに力を入れたいサロンオーナー様、レボルにぜひご相談ください!
 

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