2020/06/12
担当 / 代表取締役 平井 伸幸
業界誌「ネクストリーダー」によると、2020年3月・4月の美容室の売上前年比調査では、最多グループが40-59%DOWNで43%、続いて20-39%DOWNが30%となっています。 現在は売上回復してきていると思いますが、美容室ごとかなりの差があります。そこで美容室が“WITHコロナで勝つ”ためのキーワードについて考えてみます。 |
目次————————
(1)コロナによるライフシフトと価値観の変化
(2)レボルで取り組んだ地元へのアクション事例
(3)WITHコロナ、AFTERコロナで勝てる美容室の特徴
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(1) コロナによるライフシフトと価値観の変化
WITHコロナへのライフシフトの変化、価値観の変化により、
「地元」
「地域」
がキーワードになっています。
レボル直営店のお客様は、半径3km圏内にお住まいの方で80%以上になります。
都市部・住宅地で差があるものの、美容室は、非常に狭い範囲の「地元」のお客様に支持され売上を頂いています。
地域で悪評が立ってしまったら、どんな広告をしようが無駄になります。
今までもそうですが、今後ますます地域との関わり・地域への発信・地域への貢献を考えて行動していかなければと思っています。
そこで、レボル直営スタッフには各店ごと、地元で「今、できることを考え実行しよう!」と声をかけ続けてきました。
(2) レボルで取り組んだ「地域」「地元」へのアクション事例
試行錯誤で、以下のような取り組みをしてきました。
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★除菌水(次亜塩素酸水)の無償配布 (プレスト川口店、コモド)
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★美容室+飲食店コラボ「しゃれ飯」(西新店)
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★医療従事者向け・特別キャンペーン(前田店)
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★飲食店向け・地域貢献テイクアウトランチ (全店)
4月は予約のお客様のみの営業、5月は時短営業していましたので、売上は落ちてしまいましたが、新規が普段の3倍!になるなど成果がありました。
ここにWITHコロナの答えがあると感じました。
(3) WITHコロナ、AFTERコロナで勝てる美容室の特徴
多くのオーナーと話を聞いていると、こんな時期でも売上を伸ばしているサロン様があります。
もちろん地域差はありますが、特徴がわかっています。
①小規模店
②オーナーがスタイリストで現場にいる
③地域密着店
補足すると、
①3密になりにくいという点でメリットが出ています。
②強い危機感をもっているオーナーが現場におり、変化する状況でも、次々と顧客対応を決めて行動している店舗です。
③もともと地域行事に参加したり、他業種の店舗と仲が良く、地元に愛されている美容室です。
特にリーダー幹部は、決して今まで通りには戻らない、WITHコロナの新しい価値観の中で、自分たちに何ができるのか考え行動することが必要です。
そのひとつのヒントが「地域」「地元」だと思います。
変化のタイミングです。早く行動をした美容室が、早く結果を出すことができ、その差は、もしかしたら後追いでは、追いつけないほどになるかもしれません。
今こそ、地域密着サロンを”本気で”目指しましょう!
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