2022/3/1
担当 / 店舗運営部 MGR 永澤瞳
目次------------
(1)休眠美容師とは
(2)マリーチェとは
(3)ブランクを経て美容師に復帰する理由
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(1)休眠美容師とは
平成27年3月末現在の従業美容師数は、49万6,697人で前年より9,061人増加している。
また、平成27年度中に新たに美容師免許を取得した者は19,005人であり、前年度より増加。令和2年の美容師免許取得者は17,181名。
(衛生行政報告例より。免許登録者数は、(公財)理容師美容師試験研修センター調べ)
現在130万人程度が美容師免許を保有しているのに対し、約50万人しか美容室で働いていないのが現状です。おおよそ80万人の方は、美容室以外の場所で働いているのです。
2年間も時間と労力をかけ国家資格をとるために美容学校に行き、せっかくとった美容師免許があるのにもったいないですよね。
リクルートの調査によると美容師を辞めたきっかけの多くはモチベーションの低下、健康面の不調。この方達は復職の意向が少なく美容師の魅力を感じられなかった方が多くいます。
結婚・出産を機に退職した美容師は復職の意向が高いです。美容の仕事が好きで、条件に合うサロンがあれば復職したいと思っている方が多いのです。
現実的な仮説として、急な欠勤のフォロー体制、時短勤務や平日のみ勤務が可能かどうか、ブランク解消の教育体制、歩合ではなく固定給などがあればサロンに復職を検討しても良いという意見も出ています。
(2)マリーチェとは
埼玉県の上尾市にある美容室マリーチェは「仕事と子育てを両立したい」と思っている休眠美容師にピッタリなサロンです。
マリーチェの特徴は、
◆営業時間が9時から17時まで
◆残業がない
◆月に1回のアカデミーで技術のスキルアップ
◆正社員同様の福利厚生(準社員制度) など
仕事と家庭を両立するための仕組みで、今年で12年目になりました。
子供が大きくなったり、中には育休があったりライフスタイルの変化によって働く形態もパートから社員の変更などフレキシブルに対応しています。
(3)ブランクを経て美容師に復帰する理由
先日ブランクがある社員の方と面談した時に、10数年美容師を離れていたのになぜ復帰したのかを聞いたところ、「子供の髪は切っていたけど、美容師の姿を自分の子供に見せたことがなかったから見せたかった」と答えてくれました。
そして、「10数年前に辞めた時には美容師はもうやらないと思っていたけどなぜかまた美容師を選んでいました」とも。
今ではお客様のために、スタッフのためにお店を守ってくれています。
他の店舗のスタッフは子育てがひと段落したから、自分の夢を諦めきれなくて美容学校に通い免許を取り、スタイリストを目指しているスタッフもいます。
このように、頑張ってくれている社員は会社の財産であり、希望です。
美容師をやりたいのに他の仕事をしていたり、仕事とプライベートの両立方法がわからなくて悩んでいる方が周りにいるかもしれません。
マリーチェタイプの美容室経営を選択肢の1つにするのはいかがでしょうか?
レボルにはそのノウハウがあります。ご興味がありましたら是非お問い合わせ下さい。
<レボルへのお問い合わせはコチラまで>
https://revol.co.jp/contact/
TEL:048-254-0070(平日9:00~17:30)
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社員でコロナ陽性者が出て、私自身(代表取締役社長 平井伸幸)も陽性者になりました。
実体験として「美容室のコロナ陽性者への対応」について追記します。
緊急事態宣言が解除されましたが、WITHコロナの長期化、第2波のおそれ、美容室でのクラスター発生と予断を許しません。
基礎編にくわえて、応用編では、すこしハードルは高いですが、ここまでやればお客様に向けアピールできる感染予防をあげてみます。
スタッフが発熱!?体調が悪い!?
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