2023/6/13
担当 ／ 取締役 佐々木 誠
しかし、競争の激しい美容業界では、顧客を引き付けるためには巧妙な戦略と知識が求められます。
本記事では、美容室の集客を成功させるために押さえておかなければいけない重要な5つのポイントについて、詳しく解説していきます。
目次－－－－－－－－－－－－
(1) 美容室の集客が難しい理由
(2) なぜ美容室は集客をし続けなければいけないのか？
(3) 集客における押さえておきたい5つのポイント
(4) まとめ
－－－－－－－－－－－－－－
（１）美容室の集客が難しい理由
美容室業界は近年、特に競争が激化しています。
顧客の選択肢が多いため、自分のサロンを他店と差別化する必要があり、顧客がなぜ自分のサロンを選ぶべきか、その魅力や特徴を明確に伝えることが重要です。
個別のニーズに対応する必要がある
顧客のニーズも多様化しています。
それぞれの顧客は個々の要望や好みを持っており、一つのスタイルやアプローチがすべての方に適しているわけではありません。
美容室は顧客のニーズを正確に把握し、カスタマイズされたサービスや提案を行う必要があります。
顧客にとって最適なスタイルやケアを提供することで、顧客の満足度を高めることができるのです。
口コミによる信頼度アップ
信頼と口コミも美容室の集客に重要な要素であるのはご存じかと思います。外見やスタイルに関わるため、顧客は信頼できるサロンを選びたいと考えます。
口コミや評判が顧客の選択に大きな影響を与えるため、満足した顧客からの口コミを得ることが重要です。
信頼性を構築するためには、高品質なサービスやスキルを提供し、顧客満足度を高めることが必要です。
対応すべきことが多い
信頼性を高めて顧客にとって魅力的な美容室にするために、「差別化された魅力的なサービスの提供」「顧客満足度の向上」「口コミマーケティングの活用」そして「顧客ロイヤルティの構築」に対応しなければいけません。
多くのことに注力しなくてはいけないため、美容室の集客がとても難しいと言えるのです。
（２）なぜ美容室は集客をし続けなければいけないのか？
なぜ継続的な集客活動が必要なのでしょう。美容室において集客を続ける理由はいくつかありますが、ここでは4つについてお伝えします。
- 収益の確保や競争の激化
- 顧客獲得と維持
- ブランドの構築と評判管理
- マーケットの変化への対応
収益の確保や競争の激化
収益を上げるために集客は必要です。集客がないと新たな顧客を獲得できず売上が伸びません。
顧客の増加によって収益を確保するため、集客活動を行うことは当然と言えば当然のこと。
さらに、美容室の数が増え競争が激化しています。
顧客は多くの選択肢の中から美容室を選ぶ必要があるため、集客を行わないと競合他社に顧客を奪われる可能性があります。
自店の魅力や特徴をアピールし、競争力を維持するためにも集客は重要です。
顧客獲得と維持
美容室は顧客の獲得以上に「維持」が重要です。顧客の継続的な利用を促すためには、定期的に集客活動を行うことが大切です。
新規顧客の獲得だけでなく、既存の顧客を満足させて維持するためにも集客は欠かせません。
ブランドの構築と評判管理
集客活動はお店のブランド力構築と評判管理にも関連しています。
美容室の特徴や価値を顧客に伝えることで、ブランド認知度を高めることができます。
また、顧客の声に対応して良好な評判を築くことも重要です。
集客を怠ると競合他社に差をつけられ、ブランドの存在感や評判が低下する可能性があります。
マーケットの変化への対応
美容業界は変化が激しいため、どのサロンも競争力維持のために改善と革新を続けます。このような状況で、顧客を引きつけ続け、ビジネスを維持するためには集客努力が必要不可欠なのです。
顧客のニーズやトレンドに敏感に対応し、顧客層を引き付けるためにも、集客活動を行わなくてはいけません。
（３）集客における押さえておきたい5つのポイント
集客をする上で押さえておかなければいけない5つのポイントについて解説していきます。
1．ターゲット顧客の明確化
まず、美容室がターゲットとする顧客層を明確にしましょう。
どのような人々を顧客として惹きつけたいのか、その特徴やニーズは何かを把握します。
例えば、若い女性向けのトレンドスタイル、ビジネスパーソン向けのメンズケア、高齢者向けのヘアケアなど、ターゲットに合わせたサービスやアプローチを考えましょう。
2．競合分析
競合他社の美容室やサロンを調査し、彼らの提供するサービスや価格、顧客満足度、マーケティング戦略などを分析しましょう。
競合他社の強みや弱みを把握することで、自分の美容室の差別化ポイントや競争力を見つけることができます。
3．美容室のブランディング
美容室のブランドを明確にし、独自のアイデンティティを築くことが重要です。
ブランドのビジョンやミッション、スタイル、価値観を定義し、それを顧客に伝えるためのコンセプトやストーリーテリングを作りましょう。
ブランディングは美容室のアピールポイントを明確化し、集客における差別化を図る重要な要素です。
4．オンラインプレゼンスの構築
オンラインプレゼンスとは、Webにおける企業や個人などの存在感のことを言います。
現代のビジネスにおいて、インターネットとソーシャルメディアは欠かせないツールです。
美容室のウェブサイトやソーシャルメディア（Instagram、Facebook、Twitter、TikTok等）のアカウントを作成し、美容室の情報やサービス、スタッフの紹介などを発信しましょう。
オンラインプレゼンスを構築することで、顧客との接触や情報発信の場を広げることができます。
5．顧客満足度向上の取り組み
顧客満足度を向上させるための具体的な取り組みを計画しましょう。
スタッフの教育やトレーニング、サービスの質の向上、顧客とのコミュニケーションの強化など、顧客が満足する要素に重点を置いた取り組みを行います。
顧客の声やフィードバックを収集し、改善点を把握することも重要です。
集客は一度行ったら終わりではありません。継続的な取り組みが必要です。
安定的に集客をしていきたいのであれば、これらのポイントをきちんと考えておくことがとても重要になるのです。
（４）まとめ
現代の競争激化する美容業界において、集客を成功させるためには新たな視点とアプローチが求められます。
顧客の獲得と維持、収益の確保、ブランドの構築など、重要な要素を見落とさずに取り組むことが成功の鍵です。
今までのやり方が上手くいかなくなってきてはいませんか？
同じことを同じようにやっていても先が見えなくなってきているという声もよく聞きます。
我々レボルではそうした美容師の価値を向上させるために必要なのは「教育」と考えています。
集客の為のセミナー、単価アップする為のセミナー、リピートさせる為のセミナーなどのスポットで解説するものから、経営者としての身につけておくべき力に関するセミナーなどお役に立てる情報を取り揃えております。
ぜひ皆さんの‟変わる“きっかけが提供できればと考えています。
ご不明な点がございましたらお気軽にLINEまたはお問い合わせフォームからご連絡ください。
お問い合わせは下記へ
美容室でのコロナ対応おすすめ記事
社員でコロナ陽性者が出て、私自身（代表取締役社長 平井伸幸）も陽性者になりました。
実体験として「美容室のコロナ陽性者への対応」について追記します。
緊急事態宣言が解除されましたが、WITHコロナの長期化、第２波のおそれ、美容室でのクラスター発生と予断を許しません。
基礎編にくわえて、応用編では、すこしハードルは高いですが、ここまでやればお客様に向けアピールできる感染予防をあげてみます。
スタッフが発熱！？体調が悪い！？
美容室オーナーは一気に不安になります。
もしもそうなってしまった場合の対応は？
◎はじめてのオーナー様、「仕組みで売上が上がるレボルシステム」についてはこちら
