2022/4/7
担当 / 取締役 中村 文男
目次------------
(1)カラー会員の歴史
(2)最近の事例
(3)カラー会員が成功するポイント
(4)まとめ
--------------
(1)カラー会員の歴史
弊社の創業者の故・橋口会長が、今から40年前に美容室の集客・固定化のために考えたのが始まりです。橋口は当時、J化粧品の代理店として主に美容室を販売先にしており、集客・固定化のツールとして、会員カードや管理ボードや運営のノウハウなど一式を10万円でご提供していました。
そして36年前に、カラーとパーマが同日にできるO社パーマ液の代理店となり、パーマ客を増やすためにカラー会員が相乗効果を発揮したのです。
今から32年前にレボルを創業し、メーカーとして販売戦略の柱に据えたため、全国に広がりました。
価格や使用回数などは、発足当初より次のように変化しています。
36年前~:一年会員2万円、利用回数14回まで(半年会員はナシ)
25年前~現在:一年会員23000円、利用回数14回まで
半年会員13000円、利用回数7回まで
20年前位から、カラーチケットやカラーパスポートなど類似のカラー・サブスクのメニューが全国で見かけられるようになってきました。
(2)最近の事例
今年2月末に、直営店においてコロナ陽性者が3人出てしまいました。他のスタッフへの広がりも考えられたため、金曜日、土曜日、日曜日の3日間を臨時休業に決めて、残るスタッフで予約を頂いているお客様に電話を掛けて、予約の変更をお願いしました。
3日間で予約を頂いていたのは60名のお客様。その90%はカラー会員様で、殆どの方が快く変更に応じて頂けました。中にはスタッフの体調を気遣ってくださる方もいらっしゃり、10年以上通って頂いているカラー会員様が多かったため、信頼関係を育んでこれたことが大きいと思います。
また、他の直営店では、身近な人が陽性となり濃厚接触者として7日間の自宅待機を余儀なくされるスタッフもいました。この時も、予約を頂いているカラー会員様を中心に予約の変更などをお願いして、混乱を回避することができたのです。
(3)カラー会員が成功するポイント
カラー会員システムが成功するには、美容師さんの2つの努力が必要です。
1:集める努力・・・1スタッフあたり50人以上が目安
・5人体制であれば200人の会員さんを集める
・1スタッフあたり75人を集めると、5人体制で375人の会員さんとなり、確実で安定です。
2:満足度アップの努力・・・丁寧な接客と確かな技術
確かな技術とは、
〇カラー&パーマの施術した時の時間が2時間半~3時間
〇トリートメント効果で質感が良く
〇褪色がない
ということです。
さらに、技術力だけではなくお客様が何度も足を運びたくなる接客力も身につけなくてはいけません。
レボルのサポート
この2つの努力をレボルでは、次のようにサポートして参りました。
集めるために
・具体的なPOPやカードなどの資料をご提供
・直営店や導入サロン様のデータや事例を伝える
確かな技術向上のため
・インストラクターが入店し、お客様に合わせたお勧め方法や、施術内容など実践を示してお伝えする
(4)まとめ
アフターコロナに向けて、人の流れや経済活動に変化が現れています。
既にカラー会員システムを導入されておられるサロン様
まだ導入されていないサロン様
お客様の集客・固定化・満足度向上に向けて、オシャレ度の高いお客様とWIN―WINの関係になり信頼関係を深めなくてはいけません。
アクシデントにも対応できるカラー会員システムを、この機会に是非ご検討されてみてはいかがでしょうか?
カラー会員に関するご相談は、LINE公式またはお問い合わせフォームにてご連絡ください。
美容室でのコロナ対応おすすめ記事
社員でコロナ陽性者が出て、私自身(代表取締役社長 平井伸幸)も陽性者になりました。
実体験として「美容室のコロナ陽性者への対応」について追記します。
緊急事態宣言が解除されましたが、WITHコロナの長期化、第2波のおそれ、美容室でのクラスター発生と予断を許しません。
基礎編にくわえて、応用編では、すこしハードルは高いですが、ここまでやればお客様に向けアピールできる感染予防をあげてみます。
スタッフが発熱!?体調が悪い!?
美容室オーナーは一気に不安になります。
もしもそうなってしまった場合の対応は?
◎はじめてのオーナー様、「仕組みで売上が上がるレボルシステム」についてはこちら