障がい者の方のアート利用について

障がい者の方のアート起用について

解説ページをご覧頂き誠にありがとうございます。
株式会社レボル代表の平井です。

今回障がい者の方のアート作品を起用するに至った経緯を簡単にご説明させて頂きます。
はじまりは私が一つの作品を偶然目にしたことがきっかけでした。
山下重人さんの「ギターとりんご」という作品です。
作者のことを調べると、幼少より進行性筋ジストロフィー症となり、1999年以降は人工呼吸器を使用し、指先しか動かず寝たきりの状態で、このような作品を描いていることを知りました。
その流れで障がい者アート協会さんの「アートの輪」というサービスを知り大変興味を持ちました。

美容師の仕事は目の前のお客様それぞれに感性を活かしながらオーダーメイドで似合わせていくのですから、とても難しくそして価値のある仕事です。
しかし時に挫けそうになってしまうことがあるのも事実です。
そんな時、ハンデキャップを抱えながらも創作する方の意欲からたくさんの勇気をもらってほしいと思いました。
私たちのこの活動が同時にアーティストの方たちの制作支援・認知拡大に繋がればと思います。

※直営店11店舗でも作品の掲出をしておりますので、お近くの方は是非お気軽にお立ち寄り頂きご覧ください。
https://revol.co.jp/column/modelsalon/

代表対談を行いました

看板画像で使用させていただくアーティストさんが所属されている、一般社団法人障がい者アート協会代表の熊本豊敏様と、弊社代表取締役平井伸幸が対談させていただきました。
団体立ち上げの経緯や、障がい者の方の社会との繋がりの創出に込められた想い、アートと美容業界との親和性など様々なお話を伺いました!

看板画像のアート紹介

一本の木 Takeshi:作

Takeshi さんプロフィール

名前:Takeshi 
年齢:21歳
障がいの種別:軽度の知的障害及び自閉症
中学、高校と美術部に在籍し、美術展で何度か入選したりしました。 
現在は某牛丼チェーンのお店で週5日元気に働いています。 
ただし忙しくなかなか絵を描くことができずにいます。 

Feeさん

作品についての想い、制作背景と作品をご覧頂く方へのメッセージ

集中して、どの模様が良いか考えながら模様を描いています。 
模この作品は中学生時代にある企業が主催するコンテストに応募したものです。 
テーマは「未来社会」。 
ハイテクで便利な未来像を想像しがちですが、彼には「未来はいろんな実がなる一本の木が開発され、それを中心にいろんな動物が、人間含めて仲良く暮らしていく」そんな未来が見えているとのことです。 
画面の左下端に人の手が見えますが、本人だそうです。

 

看板画像のキャッチコピーについて

目の前に笑顔、毎日にワクワク、未来の美を支える
やっぱり美容師って楽しい 

誰もが夢見て美容業界に入ってきたはず レボルの社員でも小さい頃から美容師に憧れ、入社してくる人が多いです。

レボルでは新卒入社試験で「10年後の自分」というテーマで作文を書いてもらっています 以下のような夢をもっている人がいます。
・お客様を心から笑顔にできる美容師になっている
・地元で出店するお店の店長になっている
・後輩を指導できるトップスタイリストになっている
・独立して自分のお店を持っていたい

しかし美容師の仕事は大変な面も多いです 。
仕事に慣れてくる一方マンネリしたり、思うようにいかない壁にぶつかったりして、初心を忘れてしまう人も多いのでは?
・大きく立ちはだかる課題があっても
・チャンスがなかなかめぐって来なくても
・怒られたり失敗して挫折しそうになっても

夢をあきらめず前向きに努力していれば、夢は必ずかないます。

障害でハンデを持ちながらでもアート作品で自己表現を続ける人がいます 。
寝たきりでも自分の夢を叶えようとしている人がいます 。

ハンデを言い訳にせず、自分がやりたいこと、自己表現をしている方々から勇気とパワーをもらいました。