更新日:2020/05/07
更新日:2020/06/01
この日の夜から全国の美容室オーナーからどうすべきか、相談をたくさんもらいました。
本当にどの経営者も悩んでいます
1. 美容室のおかれている状況
営業自粛対象の業種ではない、しかし
・比較的狭い空間にスタッフとお客様が密集する
・実際、福岡県でクラスターの疑いがある美容室が出た
・都内で有名店、大型店の一部が休業している
ということで、営業すべきか、休業すべきか、悩んでしまいます🈺。
電話やWEBミーティングでまずオーナー様に伝えるのが、パニックが一番ダメです、落ち着きましょう🍀。
まず冷静な判断をしてほしくご相談もらったオーナー様には「まず落ち着いて!」と伝えています。
営業すべきか休業すべきかには正解がありません。正解探しをしても袋小路です、どちらにも問題があります。
さらに状況も刻々と変化していきます🕔。
ただ決定できるのは責任がとれる経営者だけです。
最終的には自分が決めるしかありません。
決定にいたるまで、何を考えなくてはいけないのか整理してほしいと思います。
2. 営業?休業?のポイント整理
3. 5パターンの営業形態の選択
ざっくりまとめると、選択肢は、以下のどれかの選択になると思います。
1)通常営業
2)時間短縮営業
3)制限営業① ・・お客様の制限 たとえば予約のお客様のみ
4)制限営業② ・・スタッフの制限 たとえばスタッフの交代勤務、または定休日増
5)休業
どれも問題があります。
顧客ファーストか、従業員ファーストか、これが矛盾します。
■総まとめ ■
緊急事態宣言が5月末までの延長が決まりました。ただ都道府県ごと早めに解除できるということになっています。
県によっては休業することで給付金が出た地域もありました、一方、休業していた大手美容室の再開がはじまっています。
給付金について
愛知県では自主休業した美容室に20万円、東京都では最大30万円の給付金が出ることになりました。
連続した休業が必要だったので、社員を複数人持つ美容室では給付金をもらっても、とても間に合いません。
都市部でも5/7からは、休業していた美容室が再開しはじめています。
対応をみてみると、
・時間短縮営業
・1MENU1時間のみの予約受付
・スタッフの交代勤務
・予約制限
等になっています。
長期化しそうな状況で、どのような営業形態でサロンを続けるのか、またスタッフの雇用と給与を守っていけるのか、経営の判断が問われています。
【追記:2020/06/01 】
緊急事態宣言が解除され、ほぼ通常営業に戻っています。
しかし今現在では、レボル直営美容室がある北九州市で第2波が起こってしまっています。
今後もスポットのエリアで自粛要請が出る可能性があります。
その際に参考にしてもらえればと思います。