コロナ渦の美容室が今すべき接客 気遣いが出来る美容師とそうでない美容師の違い

2020/07/10

担当 / 店舗運営部 GM  外越 雄喜  

コロナウイルスの影響で美容室の営業形態は大きく変わりました。
コロナの治療薬やワクチンがまだないこの状況で美容室はコロナと共に付き合って行かなければなりません。だからこそ、美容室はアフターコロナに向けて接客や接遇を見直す気べきと考えています。

目次————————
(1) 3密を避ける工夫
(2) WITHコロナ 美容室ルールの徹底と新たなツール
(3) 気遣いが出来る美容師とは
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(1)3密を避ける工夫

  • 密接を避ける

マスクの着用は当然ですが、4月5月はマスクの購入が難しかったです。レボルでは何とか色んな所からマスクを購入してスタッフ1人当約100枚を無料配布しました。
お客様には、マスクを必ず直用した状態で施術しています。

  • 密閉を避ける

店内の換気は常に行っています。常にお店の玄関は開けっ放しで虫がたくさん入ってきていましたが、工夫しながら網戸を設置しています

お客様が使った雑誌、iPad、座席などは常に除菌、消毒をしています。使った道具も外線消毒器を使用しています。

  • 密集を避ける

極力お客様との間隔を1席開けて施術しています。
直営店では、次回予約を行っています。今日来たお客様の8割が予約を取って帰っています。次回予約の徹底・さらに強化しています!
 
WITHコロナが長期化することが確実になってきています。
今後も感染予防対策を最大限に取り組み、美容室を運営していきます
 
 

(2)WITHコロナ 美容室のルールの徹底と新たなツール

徹底と言っても中々若いスタッフは緊張感を持たないスタッフも多くいます。徹底がしっかりしていないとルールを作っても意味が有りません。レボルでは、緊急事態宣言が発令後いち早くテレワークを導入しました。

ただし美容室では、中々在宅は出来ないですよね。。。そのため予約にもとづいた営業時間として、極力朝の出勤を遅く、夕方の営業を早くしました。

そして「コロナ感染対策のルールブック」を作成しスタッフ全員と共有しました。
従来はスタッフ間の連絡はラインやメールを使用していましたが、コロナ環境でこの部分も進化させ、office365を導入し「チームス」というアプリで社内情報を全員で共有をしています。

今現在は、基本的にすべての直営店は通常営業に戻っており、動員が戻っています。

今できる事・お客様が安心して来店して頂けるようにもっと外へ情報配信していけるようにWEBやラインなどを使ってお客様へアプローチしていきます。

(3)気遣いが出来る美容師

(1)~(2)は比較的に行っている美容室は多いかと思います。

そんな中でも美容師で有るからには気遣いの有る接客を考えましょう
気遣いが出来る美容師とそうでない美容師考えたことありますか

【気遣いが出来ない美容師】

  • 場の雰囲気が読めない
  • プライベートの話を聞いて来る
  • 担当者やお店の匂いが気になる
  • 清潔感が無い
  • 手渡す雑誌の選別が悪い

【気遣いが出来る美容師】

  • 心遣いが完璧
  • 自分を覚えてくれる
  • 挨拶がきちんとできる
  • 技術が有る美容師
  • 誕生日や記念日を覚えてくれる

美容師に対して、お客様は上記の事を思っているそうです。
私が現場で心掛けていたことをまとめました。
人それぞれかもしれませんが参考にしてください。

私が実際にサロンで気遣っていた事
 

  • お客様によって「ノリ」を変えている

話し好きなお客様には明るく接する。静かな空間を楽しみたい方は、事らから話しかける事は極力避ける

このように臨機応変な対応をしていました。

  • どんなお客様でも会話が出来るように引き出しを作る

お客様によっては趣味が人によって違います。どんなお客様でも話せるように一通り体験はしました。

演歌が好きな人もいればやオペラが好きな人もいます。自分が興味が無くてもお客様と会話をしたいので有れば経験を積むことは大切だと思います

  • 施術中1つ隣の隣を見るように心がける

ここは自分の担当は、当然ですが違うスタッフのお客様も常に目を配る事でお客様が何が欲しいのかを瞬時に察知して対応をしていました。

このちょっとした行動がお客様の心をつかみます。
咳をしている時に水や飴などをお渡しするだけでも気遣いです。

今コロナ渦で接客すらまともに出来ない状態だからこそ、ちょっとした気遣いは絶対に必要だと思います。

参考にしてください。

◎「美容室オーナーが知っておくべきコロナウィルス関連まとめ」はこちら