小学校等保護者の休暇取得支援

作成日:2020/04/29

小学校等の臨時休校により、育児のため出勤できないスタッフが対象の助成金です。
特別に有給を与えることで全額助成してもらえます(上限あり)
小学校だけでなく幼稚園や保育園、認定こども園なども対象となります。

厚労省HPより

休暇取得支援のまとめ

もくじ

1. どういう制度?対象者はだれか?

「臨時休校をした小学校等に通う子供」を持つ親が、育児のため休業する際に、有給休暇(給与全額支給)を与えた美容室が対象
対象社員に、もともと与えている有給休暇とは別に、コロナ対応として有給休暇を与え休めるようにすると、全額助成してもらえる 。

2. 期間は?対象にできる日はいつか?

令和2年6月30日まで土日祝や春休み・夏休みなど、もともと学校等が休みの日は対象外です。
美容室では土日祝勤務がある場合が多いので、注意が必要です。

3. いくらもらえるの?

全額助成してもらえます。
有給休暇を取得した対象労働者に支払った賃金相当額×10/10
ただし1日の上限が8,330円です。 スタイリスト等、日給高いが休んだ場合、8,330円以上については、助成金をもらえませんので、差額は会社負担にになります。

4. 美容室で活用するポイント

パートが多いお店は使いやすい制度です。
パートは給与ダウン=生活費が下がってしまうことについて、非常に危機感を持ちます。また子供や家庭が最優先という思考も変えられません。
はやめに判断し、有給を付与してあげることで、安心して休むことができます。後日100%助成してもらえるとわかっていれば、無理に出勤させる必要がなくなり、離職防止やモチベーション維持に大いに使えるはずです。
また半日単位、時間単位でも対象 になり、申請できます。


■総まとめ ■

子供がいるスタッフは、当然、最優先が子供、家庭になります。
オーナーがサロンをつぶさないため、出勤の協力のお願いをしても、それを受け入れられない状況だったり、価値観のスタッフがいるもしれません。レボルでも緊急事態宣言後、1日も出勤していないママスタッフがいます。美容室では、多くの場合もと女性スタイリストが育児のためパート化しています。社歴が長い貴重なスタイリストをやめさせないため、この制度を活用してください。