美容室オーナー・経営者しかできない仕事とは何か|40代・50代で成功している美容室オーナーは何をしているのか

2021/5/26

担当 / 代表取締役  平井 伸幸    

   

4月から「美容室オーナーのハサミの置き方」というセミナーを開催しています。 はじめてのタイアップセミナーですが想像以上に多くの方に参加いただいており、関心が高いことがよくわかりました。 美容室オーナーはハサミを置いて何をするのか?そして、何をしなければいけないのでしょうか。今回の記事は美容室オーナー、経営幹部の方に向けて書きました。

目次------------
(1) 美容室経営者は何をすべきなのか、美容室オーナーにしかできない仕事とは?
(2) 社員と経営者の決定的な違いとは
(3) オーナーがハサミをおいても売上アップできる美容室とは

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(1)美容室経営者は何をすべきなのか、美容室オーナーにしかできない仕事とは?

経営者がする仕事は「決断する」ことです!

リーダーが決断しないがためにうまくいかない美容室はとても多いのです。

決断するには勇気が必要。スタッフから反対されることは当然ありますし、その上リスクがあったり、根拠がなかったり、コロナだったり……決断しない・できない理由をあげればいくらでもあります

それでも、正解かどうかには限らず、決断するリーダー・経営者の方がうまくいっているものです。オーナーになり、トップになった時点で決断することからは逃げられないと覚悟すべきと言えるでしょう。

決断から逃げるあやふやな態度は、組織をよくない方向に向かわせてしまいます。そうならないために、しっかりと判断を下し経営者にしかできないことをやらなくてはいけません。

経営者しかできない仕事とは次の3つです。

➀理念・ビジョンの決定 ・・・ どの山に登りたいのか決断するのが仕事
➁資金繰り ・・・ お金のやりくり=決断と直結
➂後継者育成 ・・・ 自分の後継者は人任せにできない・決断が必要

逆に言うと、これ以外の仕事は幹部やスタッフに任せることができます。

スタッフの人数が増えてきたらサロンワークは任せ、本来自分がやるべき仕事に集中しなければいけません。経営者が誰よりも学び成長しなければ、組織は大きくならないのです。

(2)社員と経営者の決定的な違いとは

私はいち社員から段階を経て社長になりました。

これまでのステップとしては、

社員→管理職→役員→副社長→社長

どのステップでも大きく「 仕事内容 」「 求められるスキル 」「 責任 」「 やりがい 」が異なってきました。

しかし、最後の「 副社長→社長 」になるステップは、それまでと全く別次元です。他のステップアップの10倍も100倍も責任や重圧がある立場になります。

副社長(No.2)のうちは、どれだけ格好つけても、最終意思決定者ではありません。社長(トップ)の傘の下で、言い訳ができてしまいます。

自分が最終の決定者であるということはとても重いことです。その立場をやった人しかわからないはず。

社員がいて、社員の家族がいて、そして取引先とその家族がいます。
自分の意思決定が、最も大切にしている周りの人に影響を与えてしまうのですから責任は非常に重大です。
後回しにしたい逃げたい誰かにやってほしい誰かのせいにしたい・・・そんな気持ちが出たら絶対にできません。

美容師は独立する人独立を夢見る人が多い職種です。

社員として守られている時から、熱い想いを胸に自分のチームでまず結果が出せること、部下やチームをまとめるスキルを身につけることが重要です。

社員の内は、目標達成できなくても上司から怒られるくらいですが、経営者になったら破産と直結します。暗い話をしたいわけではなく、経営者になる前の模擬として、管理職としての経験を本気で積んでほしいと思うのです。

店長経験、管理職経験がなく部下育成や組織運営をしていない人が経営者になるのはギャンブルでしかありません。

相当な覚悟のもと店長やMGRをし、結果を出して、それでも全く異次元になるのが経営者の仕事なのです。そして、その時唯一頼れるのも管理職での経験になります。

(3)オーナーがハサミをおいても売上アップできる美容室とは

前述のハサミの置き方セミナーで、美容室オーナー&中小企業診断士でもある講師の藤本氏は、現場をはなれても売上がアップした理由を次のように話してくれました。

・幹部に自覚が芽生え成長につながった

・売上を上げる仕組み(レボルシステム)があり、やるべきことが明確だった

・コンサルタントの存在が大きかった

・現場にオーナーという「邪魔な」存在がいなくなったこと

・新しい組織の形を試行錯誤したこと

オーナーが邪魔な存在というのが、非常に面白いですね。

誰よりも真剣に働いているオーナーが、いつの間にか現場で邪魔になっているスタッフの成長を阻害している・・・。これはリアルな経験者にしか話せない内容です。
自分も邪魔になっているな、と思いながら・・・(笑)

多くの美容室を見ている中で、オーナーが現場を離れても売上を伸ばせる理由は3点。

➀仕組みで(マンパワーではなく)売上を上げている
②(オーナーの代弁者たる)幹部の存在
③組織づくりができている、機能している

と感じています。
この3点がしっかりしているからこそ、現場にオーナーがいなくても結果を出し、成功させることができるのではないでしょうか。

前回のセミナーが大変好評だったので藤本オーナーにこの「売上を伸ばすための3点」について、特別セミナーで話してもらいたいと依頼しました。

ハサミを置きたい・でも置けない美容室オーナーは大変多いと思います。この超リアルなセミナーをどうぞ参考にしてください。

レボルでは美容室オーナーのハッピーリタイアを全面的にサポートします。リスクを背負ってチャレンジしてきた美容室経営者のお役に立てると思います。そのための仕組みと経験、ノウハウがありますのでぜひセミナーにご参加ください。

・なかなかハサミが置けない美容室オーナー
・多店舗経営を目指すオーナー
・マネジメントや仕組みが必要なオーナー

無料セミナーですが、「超有料級の内容」で、自信をもっておすすめしています。

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