2021/7/6
担当 / 取締役 佐々木 誠
障がい者アートを通して美容師の皆さんに思い出して欲しいこと。
それはもう一度美容師を目指した「最初の想い」です。
障がい者アーティストの創作活動を支援することと同時に美容師の皆さんに何かを感じ取ってもらえたらと思います。
目次------------
(1) 障がい者アートをホームページに起用した経緯について
(2) 我々にできることはまだまだあるはず
(3) 目標を持つことの大切さ
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(1)障がい者アートをホームページに起用した経緯について
障がい者アート協会様へのご支援については、ホームページ内でも解説ページを設けて、企画を立ち上げた経緯は説明しているのですが改めてご紹介したいと思います。
~以下、解説ページ内文より引用~
はじまりは私(弊社代表:平井)が一つの作品を偶然目にしたことがきっかけでした。
山下重人さんの「ギターとりんご」という作品です。
作者のことを調べると、幼少より進行性筋ジストロフィー症となり、1999年以降は人工呼吸器を使用し、指先しか動かず寝たきりの状態で、このような作品を描いていることを知りました。
その流れで障がい者アート協会さんの「アートの輪」というサービスを知り大変興味を持ちました。
<アートの輪HP:https://artnowa.org/>
美容師の仕事は目の前のお客様それぞれに感性を活かしながらオーダーメイドで似合わせていくのですから、とても難しくそして価値のある仕事です。しかし時に挫けそうになってしまうことがあるのも事実です。
そんな時、ハンデキャップを抱えながらも創作する方の意欲からたくさんの勇気をもらってほしいと思いました。
私たちのこの活動が同時にアーティストの方たちの制作支援・認知拡大に繋がればと思います。
※直営店11店舗でも作品の掲出をしておりますので、お近くの方は是非お気軽にお立ち寄り頂きご覧ください。
平井がこのように申し上げている通り、私たちはどうしても日々の忙しさに惑わされ、くじけそうになってしまいます。そして時に不満を口にしてしまうことも。
しかしこうしてハンデキャップを背負いながらでも自らの感性を活かし、観る人に感動を与える活動を続けられている方もいることを知り、ふと我に返らせてもらったように感じます。
(2)我々にできることはまだまだあるはず
この企画にご協力頂いた障がい者アート協会の熊本代表理事のお話を聞かせて頂き、大変驚いたのと同時にいかに自分は無知だったのかと感じました。
皆さんは障がいを持っている方がどれだけ日本にいらっしゃるのかご存じでしょうか?
令和元年版の内閣府のデータによると以下の通りです。
- 合計障がい者:963万人(100%)
- 身体障がい者:436万人(45%)
- 知的障がい者:108万人(11%)
- 精神障がい者:419万人(44%)
日本の人口が1億2,536万人ですので、割合として7.7%の方が何かしらのハンデキャップをお持ちだということです。私たちは知らず知らずに日々の中で接点があったのだと気づかされました。
美容室は不特定多数の方がいらっしゃる場です。
例えば身体的な障がいが無く、見た目ではわからずに対応していることがあるのかも知れません。もしくは直接ではないにしろ、ご来店頂いているお客様のご家族にもいらっしゃるかも知れません。
中には美容室に行く前日から落ち着かず、勇気を出してご来店される方もいらっしゃるとお聞きしました。
知らなかったから仕方のない部分があるとは思いますが、ほんの少しの気遣いでその方たちにとって美容室という場が今までより少し居心地の良い場所として感じて頂けるのではないかとも思ったのです。 私たちには実はまだまだできることがあるように感じています。
(3)目標を持つことの大切さ
「どこへ行きたいのかわからなければ、目的地に着いても気づかない。」
~ レスリー・A・ヤークス ~
という言葉があります。
私たちは最初に描いた夢や目標をいつの間にか忘れてしまいがちです。もちろん、日々の中で常に忘れないように意識して生活することは簡単なことではないかもしれません。
ですが先の言葉の通り、夢や目標は「行き先」を意味し、そこを忘れてしまえば道に迷ったり望んだ場所のはずなのに到達していても気づけなかったりします。
「目の前の人を綺麗にしてその人の悦ぶ顔が見たい」
そう思ってこの美容業界に入って来たあの時の想いを思い出してください。
もう一度質問をします。
「あなたの夢、なんでしたか?」
悩まれている美容師の方、迷われている美容師の方へレボルは活力源を提供する企業でありたいと思います。 今後もレボルにご期待ください。
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