2021/12/28
担当 ／ 店舗運営部 MGR 加来 愛弓
目次－－－－－－－－－－－－
(1)美容師が他の美容室に行く理由
(2)お客様目線を持つ
(3)「Web予約」のメリットを実感
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（１）美容師が他の美容室に行く理由
先日、久しぶりに他の美容室に客として行ってきました。いつもは月に一度「おしゃれデー」といって、スタッフみんなでお互いの髪をやり合いっこします。
私もおしゃれデーで自店のスタッフにやってもらうのですが、年末の忙しさもあり癒されたいとふと思い立って、今回は他の美容室に行ってみる事にしました。
おしゃれデーで先輩が後輩の練習台になるのは良いと思います。しかしもし、『お金がもったいない』『行くのが面倒くさい』『行っても学ぶものがない』という理由で他の美容室に行かないのなら、美容師としての成長は確実に止まると思います。
自身の成長のためにも、他の美容室に行くことはとても大切です
（２）お客様目線を持つ
美容師が他の美容室に行く1番の収穫はお客様の身になって美容院を選ぶ感覚なんです。
次のような気持ちを味わったのは、何年前ですか？
●美容院を探すときの感覚
●行きたい美容院が空いてなかったときの残念な感覚
●美容院を比較する感覚
●美容院を変えるときの感覚
●予約した美容院に行くドキドキ感
●初めて入る美容院の緊張感
●サービスを受ける緊張感と満足感
●サービスを受けた後の感覚
●また行きたい！と思う感覚
これらは美容室に行かないと味わえない感覚です。想像力を働かせることはできても、たくさん経験をしてる人でないと分からない領域があるのです。外から見て判断できる事と、現場の美容師から一生懸命のサービスを受ける事とはまるで質が違います。
お客様が美容室に行く回数や経験は、私達美容師よりも圧倒的に多いです。私達がサービスを提供する側としての感覚や目線に偏ってしまうのは、その為なんですね。
よく「お客様目線に立ちましょう」なんて美容師同士は言いますが、お客様になった事がない人がどうやってその目線に立てるのでしょうか？
人から聞いた知識や情報である程度は考えられるかもしれませんが、最新の美容室事情を常に知っているわけではないので、どうも情報が古くなりがち。
・外から眺めてるだけで間違った判断をしてませんか？
・そこに来てるお客様の気持ちが本当に理解できますか？
例えば、給料が少なくて他の美容室に行けない美容師さんがいたとします。
『カットやカラーで10,000円も払えない…』
それくらいの状況なら、安いお店に行ってみましょう。新規でカラーカット3,900円の美容室はザラにあります。もし『そんな安いお店に行っても学ぶものはない』と思うならそれは大きな間違いです。3,900円のサービスがどういうものかは受けてみないと学べないからです。
普段から、最低でも自分が普段お客様から頂く値段以上のサービスを受けるようにしておきましょう。カラーカットで10,000円払えない美容師は、カラーカットで10,000円払うお客様の気持ちが絶対にわからないからです。人は同じ価値観や考え方を持った人同士集まるものだからです。
異業種の飲食店やテーマパークなど行ってみると、同じサービス業で勉強になる事は多いにあります。でも、我々美容師が「美容室」でサービスを受けてみる事はダイレクトに勉強になります。
（３）「Web予約」のメリットを実感
今回思い立って美容室をウェブで何軒も検索しました。行ける日時が限定されていたのに、前日まで決められずにいました。もう決めなければ！と再び検索している間にウトウトしてしまい・・・気づけば当日の朝になっていたのです。
そんな時でもウェブで予約ができれば、夜中でも朝方でも予約が入れられます。
実際に私は当日の朝9時～の予約を朝6時に入れました。そんな直近でもWebで予約できるのはとても便利だと実感。
レボルの直営店でもウェブ予約を導入している店舗があります。私自身は正直、まだ導入しなくてもいいのでは？と思っていました。本当に予約したければ電話があると思っていたから。
しかし、自分がお客様で予約を入れる立場に立ってガラッと考えが変わりました。
ウェブで検索したらそのまま予約できるお店に予約をいれます。行きたいと思ってもすぐに予約できなければ、リストから外れるのです。新規のお客様であれば特に、その場で予約できることが重要であると思います。
今回、美容師が他の美容室に行くことで、予約を入れる段階から来店までいろんな事が見えました。普段美容師側にいるばかりでは見えない事もたくさん見えます。
美容師の皆さんもぜひ、他サロンの予約～施術を定期的に体験することをお勧めします。
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