理美容業界の抱える採用課題　新しい求人手法とは？

2021/10/13

担当／営業部 MGR 佐藤雅也

緊急事態宣言も解除され、これから美容業界は年間で最大の繁忙期を迎えます。ここから今までの分を取り返していきたいものです。これまで売上対策などもセミナーやブログでお伝えしてきましたが、今回は美容室の課題「人財不足」について書かせていただきます。

目次－－－－－－－－－－－－
(1) 美容業界の新卒採用
(2) 美容業界の中途採用
 (3) まとめ
－－－－－－－－－－－－－－

（１）美容業界の新卒採用

美容業界は常に人財不足です。私どもレボルも美容室を11店舗経営しておりますので、毎年新卒採用に全国を回っています。そして、採用するものの離職もあります。

人財不足解消するために、離職を防ぐこともとても大切ではあります。しかしやはり良い人が採れなければサロンの運営自体が厳しいものになってしまいます。

新卒採用に関して昨年は非常に良い傾向でした。しかし、今年は苦戦しています。

昨年と今年で共通することとしてはいまだコロナ禍であるということ。そしてこのコロナが良い方に働いた点と悪い方に働いた点があると感じます。

　昨年良かった点は・・・

昨年は、WEB面接やWEB見学をされるサロン様がそこまで多くなく、レボルは積極的に行うことで接点を早めに取れたのです。

　逆に今年は・・・

今年はコロナのため、県外に働きに行きたいと思う人が減ってしまっている様子が見えます。県外への就職は、はじめから選択肢にも入れてない状況です。

新卒に関しては、改めて試行錯誤することと、地元学校や高校などへのパイプづくり、知人紹介など、できる限りを社員一丸になってやらなければいけない課題です。

中途採用は昨年から引き続き、コロナの影響下でも動いている感じはあります。

やはり美容師応募の母数はそこまで多いわけではありませんが、人が動いている状況ではあります。弊社も様々な求人を出していますが、反応状況はまずまず。

ただ、応募していただく方のニーズは多様化しています。

私自身は営業ですので、営業の募集をしております。営業に応募される方の中で少なくとも5人に1人くらいは美容資格保持者。しかし違う働き方をしたいということで営業を希望されます。また美容室の応募でも、短時間勤務などの需要が多い傾向です。

私も多くのサロン様を担当させて頂き、お話をお聞きしています。理想の人財を求めたり、設定されるのは非常に重要なことですが、そんな方と巡り会えることは非常に難しいと思われます。恋愛もそうですが、「これぞ運命の人！」なんて出会えますかね（笑）

どちらかというと多くの方にお会いしてお話していき、お互いに理解し合って頑張っていくことで、理想に近づいていくと思います。そしてそれが仕事でも重要なことなのです。

コロナにより、働き方を見直すサロンも企業もそして人も増えています。中途採用に関しては、間口を広げることで可能性が見いだせるのではないでしょうか。

新卒採用は行うサロンと行わないサロンに分かれると思いますが、中途採用はどのサロンでも考えることではないでしょうか？

美容室はやはり人です！

人財がいなければ、売上も上がりませんし、お客様数を施術することもできません。

良い人がいないと悩まれるのであれば、どうやったら多くの人に出会えるか？ということを考えて行動することが一番大切かと思います。

多くの人に会うためには間口を広げることだったり、多くの人に見てもらえる方法を考えて工夫をするしかありません。人が来ないことに慣れすぎては明るい発想にはなりませんので、早めに対策を打つことが重要です。

そこで、弊社では採用をテーマにした内容でセミナーを行います。

求人のプロの方がお話してくださいます。これも間口を広げる一つと考えて、ぜひご参加ください！