ワインディング苦手な方必見!レボルオリジナルのワインディング『5分巻き』の極意!

2021/6/16

担当 / 店舗運営部 MGR 永澤瞳 

   

毎年6月になると5分巻きの全国大会が行われます。昨年はコロナのため、開催できず…。
しかし本年度は審査員長が全国をまわって審査を行い、小規模ながら開催することができました。
結果は6月末に発表される予定です。

5分間でいかに「早く、きれいに、正確に」巻けるか、何本巻けるかを競う「5分巻き」。
その歴史と極意についてご紹介します。

目次------------
(1)5分巻きはなぜ始まったのか
(2)5分巻きの極意
(3)5分巻きで腕を磨いて差別化を
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(1)5分巻きはなぜ始まったのか

5分巻きの第一回大会が行われたのは1989年。昭和から平成に変わった年です。そこから32年、今もなお続いています。

4月入社の新入社員が、5月になると目標が無くなり退社してしまう事が多いのです。その対策としてワインディングコンテストを設定して欲しいとの提案がきっかけだった、と当社専務の中村が話していました。

『アシスタントの存在価値を作ること。カットまでできる様になるには1、2年かかってしまいますが、ワインディングだったらスタイリストと同レベルまで上げることができる。美容室はチームワークが大切なのです。それが先輩にとっても役に立つし、また、お客様にも喜んでいただけることになる。そしてやりがいに繋がるのでワインディングコンテストを始めた。』(前会長 橋口談)

現在は、

◇「5分間で早く綺麗に正確に」を競う5分巻き部門
◇5分巻きと全頭巻きの両方を競うバイアスロン部門
◇営業巻きを意識し、2人で巻くペアワインド部門

の3部門を開催。

その中でも5分巻きは、

スクール部門 学生の部
ジュニア部門 1年目のスタッフ(未経験の場合のみ2年出場可能)
シニア部門 2年目以上のスタッフ

の3部門に分かれています。

シニア部門はアシスタントも、スタイリストも、店長も、2年目以上は同じ美容師の土俵で審査します。これが先代会長の橋口が言っていた「お客様にとっては同じ美容師の立場、チームワークで作っていくサロンワーク」にも繋がっていくのです。

過去のワイコン風景

(2)5分巻きの極意

過去には31名のチャンピオンがいるわけですが、頂点を取るためには相当な練習量や年数をかけています。技術なので簡単に習得できるわけではないですが、練習をしなければ5分で40本をきれいに巻くことはできません。

チャンピオンになるのは簡単なことではありません。しかしチャンピオンに近づくために、意識すれば変わる極意があるのです。

極意その1:営業中にどれだけ速さを意識できるか

営業中はお客様の髪を巻く訳ですから、お客様と会話をしながらロッドを巻いたり、痛くないか気をつけて巻かないといけません。

でもありがちなのですが、巻いているスタッフよく見ると…手が止まっていませんか?どんな状況でも5分巻きのスピードで巻くという意識に普段から変えることが大切です。そうすればわざわざ練習する時間を取らなくてもウィッグを前にした時に40本巻くスピードで巻くことができます。

 

極意その2:姿勢に注意

姿勢が悪い人は手元しか見ていません。近すぎて見えないからです。

5分巻きが上手な人は上半身がほぼ動いていません。適度な距離感で巻いているので余計な動きがないのです。

極意その3:最大限の準備 

パーマを巻いている途中でロッドを取りに行ったり、水スプレーがなかったりと、手を止めて取りに行く時点で準備不足。タイムロスになります。5分巻きも同じで、必要なものが自分の取りやすい位置にあるのかどうかで巻ける本数が変わっていきます。

輪ゴム同士がくっついていたらゴムかけする時にイライラしますよね。1つずつ輪ゴムを離しておく準備も必要です。

5分巻きに集中するための最大限の準備をすることで、最大のパフォーマンスが発揮できるのです。

 

極意その4:自分がワインディングマシーンになる

メトロノームトレーニングというのをご存知ですか?リズムを体で覚えるトレーニングです。

プロゴルファーで元賞金女王の古閑美保さんの練習方法でも紹介されていました。古閑流トレーニングは、メトロノームのリズムに合わせて、最初の音でクラブをあげて2回目の音でボールを打ち、フィニッシュの位置でまた音が鳴るという練習方法です。

重要なのは毎回同じ動きをすること。リズムが変わらなければ大きなミスが少ないのです。

これがまさに5分巻きと一緒です。自分が機械になったつもりで毎回同じスピード、同じ動きができると、ミスがなく綺麗なワインディングができる様になります。

40本をきれいに巻くスタッフは毎回同じリズム、同じペース、同じスピードができています。

 

これらの極意は意識するだけで変わってくるものなので普段の営業時にも取り入れてみてください。

(3)5分巻きで腕を磨いて差別化を

美容室は近年飽和状態です。しかし、真のパーマ屋さんが少なくなりつつある現在、美容師の嫌いなワインディングに磨きをかけて差別化を図ることができます。他の人が嫌いだからこそ、そこにはたくさんのチャンスが眠っているはずです。

レボルではワインディングやパーマに対してのサポート材料がたくさんあります。

5分巻きについて、スタッフ教育について、練習方法についてなど、ご質問がございましたらぜひお問い合わせください。


 

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