担当 / 店舗運営武 MGR 永澤 瞳
あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い致します。 1年で1番繁忙期でもある12月が終わり、新年になって新たな決意と共に過ごされていると思います。 レボルの直営店10店舗の中でも、目標達成店舗が6店舗、新記録の店舗が2店舗ととても充実感のある12月を過ごすことが出来ました。 東日本の店舗では、12月に向けて「個人最高新記録を出そう!」をテーマにスタイリストを集めてミーティングを行い、9月ごろから準備を進めてきました。 今回はその具体的対策の実例と、その結果をお伝えしたいと思います。 |
1.失客調査
1年間の間に何人失客したのかを把握する。ここで重要なのはなぜ失客したのかを知る事です。そして今後の対策を考えることが重要です。
失客というテーマには誰しもが向き合いたくないテーマですが、自分原因の場合とお店の原因の場合があるはずです。自分が原因で失客をしている場合は、技術の見直しやタイムアップ、提案の幅を広げるなどの対策をすることで失客要因が取り除けます。
例えば、オペレーションがうまく回らずお待たせしてしまった、電話対応が悪かった、予約が取れなくて失客してしまったなどのお店原因の場合、スタッフ全員で考えて対策をとる必要性があります。
2.提案イメージシート
誰に何をお勧めしていくかを具体化することです。漠然と目標を考えても達成できません。12月に向けて技術では誰にパーマをお勧めするのか、店販は何をいくら、誰にということを担当しているお客様の1人1人を思い浮かべながら考えてもらいました。お客様に話した後は、出来たか出来なかったかもチェックします。
3.実行計画表
1,2で考えた事をもとに、9,10,11,12月と数字目標、課題数値、レベルアップの目標を考えてもらいました。
12月だけ頑張っても目標を達成することはできません。9月くらいからの種まきや、準備がとても大切です。明確な課題をクリアーすることによって12月には最高の動きで新記録に向かうことが出来ます。
4.店販検定
これは、アシスタントからスタイリスト全員で行いました。店販が売れる12月だからこそ、商品知識だけではなく幅広い知識を深めました。髪の毛は何本あるのか、肌のphはどのくらいなのかなど美容学校で習ったはずの事を忘れているスタッフもいます。ベースの知識があるからこそ、商品の知識がより深まって、お客様にお伝えできていきます。
グラフを作り、毎日今の状況をスタッフ全員が把握する、朝礼・終礼でお店の数字の把握をする、などもやってきました。
その結果、スタイリスト18人中16人が、最高新記録を出すことが出来ました。
また、美容師人生最高の記録を作ることが出来て涙ながらに喜んでいるスタッフもいました。この12月の頑張りが自信となり、さらなる活躍につながっていくと思います。達成感はチームワークを最強にしてくれます。
12月は、美容師にとって1年の成績表であり、チームワークを試したり、お客様との信頼関係を深める絶好のチャンスです。2018年は始まったばかりですが、この12月のモチベーションがスタンダードになるようにしていきたいと思います。