美容師の働き方改革 セカンドキャリアとして第3の選択肢とは?

担当 / 代表取締役  平井 伸幸  

美容室も働き方改革の中、週休2日制が当たり前になってきて、さらに残業削減、有給、育休という流れの中にあります。美容室オーナーは厳しくなっていますが、今回は余暇の時間が増えるスタッフ目線で、働き改革、さらにその先のキャリアアップを考えてみます。

 
働く時間がひと昔前と比べ短くなっています。レボルも業界に先駆けて12年前より完全週休2日制をとっています。そこで、社員に休みに何をしているのか、聞いてみました。
人によってかなり差があります。
しかし、多数派はインドア。「家でずっとユーチューブです。」・・・。
 
これはいかん!
自己啓発しなさい、センスを磨きなさい、多くの遊びを経験しなさい、と言いたくなりますが、言ったところで「・・・はい。」みたいになります。
 
それでは、プライベートの充実度を社内表彰してみてはどうか、とは思っています。
 
基準は
① 趣味や遊びなど人生をenjoyしている人!
② 自分のスキル磨きに使っている人!
 
このふた軸が良いかな、と思っています。ふたつ目の、スキル磨きについて、思うところを書いてみます。
 

 

■ 美容師のセカンドキャリア

 
努力してデビューし、スタイリストとして一人前になった人の次のキャリアは何か、それは
 
① 【マネジメントコース】 店長や経営幹部、または独立
② 【スペシャリストコース】 指導者、講師、フリースタイリスト
 
と、教えてきました。
 
そこに加えて3番目の選択肢
③ 【美容師 + α】
という事を最近考えています。
 

 
自分のまわりにいる【美容師 + α 】の人たち
 
近いところでは
・美容師 + 着付け
・美容師 + アイリスト
・美容師 + ネイル
・美容師 + エステティシャン
 
少し広いところでは
・美容師 + ヘルパー
・美容師 + イラストレーター
・美容師 + カメラマン
・美容師 + ユーチューバー
・美容師 + イベント企画
・美容師 + 中小企業診断士
 
今までは時間的制約と物理的制約で難しかったのですが、「働き改革」と「スマホやITツール」により、かなりハードルが下がっています。
 
また、少し規模感がある美容室であれば、本部・本社の仕事として
・リクルーター(採用担当)
・マーケッター(販促担当)
・WEB制作者
・店舗開発
・商品開発・仕入れ担当
など考えられます。
 

■ 経験貯金を増やす

 
30代~40代は、将来の働き方に悩む時期です。どのような選択が正しいかは、わかりませんが、「選択肢が多いこと」が幸せな未来につながるのではと考えています。
努力していない人には選択肢が増えません。
 
そのためには、若いころから時間を費やさなければいけません。(時間の投資)
この「時間の投資」は「経験の貯金」につながります。
 

 
働き方改革で、時間的な余裕が以前と比べると出ています。「+α」を探すために、1冊の本を読むこと、ボランティアに参加してみること、地域行事に出てみること、セミナーに参加してみる事、そのように時間を使ってみるのはいかがでしょうか?
 
レボルも会社で制度をととのえ、そのような美容師を応援したいと思います。
 
 
また、美容室の生産性をあげ、スタッフの働く環境整備、働き方改革に備えたいオーナー様、私たちと一緒に取り組みませんか?ぜひ現在抱える経営課題を教えて下さい
レボルはサロンオーナー様のお役立ち度NO1を目指しています。