美容室は成長産業?衰退産業?視点を変えれば伸びる分野は多い!!

担当 / 代表取締役  平井 伸幸  

直営店でも、お取引サロン様でも、元気のあるサロンは、いまだたくさんいらっしゃいます!
前年より2ケタ増加当たり前! 忙しいサロンは活気があり、スタッフも成長します!
しかし、変わらず普通にやっていたら売上が減っていく時代、ネガティブな美容室オーナーが多いですが、ちょっと待って!少し見方を変えるとチャンスが多いことにも気づきます
レボル直営の事例も含めてご紹介します

 

■ 縮小する美容室市場

 
理美容室市場は2兆1,000億円規模ですが、2010年あたりをピークに毎年1%ずつ縮小し、縮小しています。
競争環境がますます激しく、年間に8,000件以上のサロンが閉店していきます。
 

 
競争激化の流れの中で、専門店や格安店が増加してきました。カット専門店、カラー専門店など既存サロンの半額以下です。
 
さらに集客が困難になる状況で、ホットペッパービューティなどで集客強化のための割引が当たり前になり、50%OFFもめずらしくなくなりました。
 
このような競争激化、閉店の流れは変わらず、むしろ今後、加速していくと思われます。
 
悲観的に感じますが、決してそうではなく、内需型の産業は、ほぼすべて縮小しており、なくなってしまう業界もあります。それは、人口減少の中で、必然の流れにあります。
ガソリンスタンドやレンタルビデオ、酒屋、本屋など身近なお店でも急激な縮小をしている業界も多いです。
 
しかし、美容室は決してなくなることがありません、お客様の髪が伸びる限り、お客様がよりキレイでいようと思う限り、なくなりません、また外国人に代替が難しいという特性と、ロボット化もむずかしいという事から、美容師の技術に対する価値はむしろ高まっていきます。
 

■ 美容室の周囲をみてみよう

 
ちょと視点を変えてみると、伸びている分野がすくそばにあります。
 
・スキャルプ
・女性用ウィッグ、医療用ウィッグ
・メンズビューティ
・化粧品
・美容家電
・健康食品、サプリ
 
特に、育毛・増毛・ウィッグは、髪の毛ですから美容師の活躍分野です。
 
「女性用ウィッグ市場の伸び」

 
また、店販が苦手な美容室が多いですが、今後、店販のチャンス・重要度は大幅に増していくと思います、ここは差が大きくつきそうです。
 
ネットで何でも買える時代、情報過多の時代ですから、逆に、対面で説明をうけ、信頼している美容師から商品を買いたいニーズは大きくなると思います。
 

 

■ ウィッグへの取り組み

 
レボルでも昨年から部分ウィッグを取り扱っています。
 
レボルオリジナル 部分ウィッグ 「プリオーブ」パンフレット
 

 
カラーパーマにこだわって、絞り込みしてきましたので、当初社内的にもなんで?という声がありました。
 
しかしOPEN当初から、20年近く通って頂いている、VIPのお客様で70代・80代のお客様が増えてきました。今後も増えます。
加齢による髪の細さ・薄さにより、一部のお客様では、ウィッグが必要になってきています。
またオシャレの一環でウィッグをひとつ持っておきたいという、お客様のニーズも変化し、購入へのハードルが下がっているようです。
 
一番大切な常連のお客様に、より長く通い続けて頂く、髪の毛に関する悩みにすべて、お応えしていくために、ウィッグの取り扱いをスタートしました。
予想以上にご好評いただき、多くのカラー会員様に購入頂きました、購入者数は、まずカラー会員様の5%くらいが目安になりそうです。
 
また、美容室でウィッグを購入したい、今持っているウィッグを修理してほしいという新規客の来店もあります。やってみた結果、ここはチャンス大!!と感じています。
 
~このような悩みのあるオーナー様~
・スタッフが不足し、客数がこなせない
・新規がこない
・単価が下がっている
・差別化ができない
・店販が苦手
 
このようなサロンの課題に役立つ事例ができました。
今いる常連様のニーズを取りこぼさないようにする、他業種にとられている既存客のニーズを取り込む!
このような取り組みが、ますます必要になっていきます。
 
美容室も、戦略的に変化するものだけが勝ち残っていく時代に入っています。
 
変化の必要を感じていらっしゃるオーナー様は、ぜひレボルの事例を見にきてください。
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