美容室の高卒採用 美容師のなり手を増やす取組み

担当 / 店舗運営部 GM  外越 雄喜  

「平成から令和へ」今年も多くの出来事が有りました。スポーツでは大阪なおみが全豪テニスで初制覇、日中関係の悪化、あおり運転増加、台風15号で首都圏直撃・・・。
レボル社内でもいろいろな出来事が有りました。
中でも、先代の橋口会長の他界が一番の出来事であり、社員全員が大きなショックを受けました。6月に青山葬儀所で行った「お別れの会」では、日本全国の美容室オーナー様に参列して頂きました。ご参列いただいた皆様に本当に感謝いたします。
しかし!レボルは止まることが出来ません!既に2021年度の新卒も動いています。
美容師新卒の採用現場のお話をしたいと思います。

 
リクルートの担当者としては、本当に新卒採用が難しくなってきました。
今では、1人の美容学生に対して求人票が数百社有り、学生さんからみると選び放題なんです。
 
そんな状況で、今、私が考えている事
① 美容学校の先生と繋がり
② 高校の進路指導者との繋がり
③ 中学校で美容師作り
このような事を重点に考えています。
 
まだまだやりたいことは沢山ありますが、今回は
②「高校の進路指導者との繋がり」について
書きたいと思います。
 

 

■ 高校の先生と話して気付いたこと

(細かい所は話せませんので、ザックリした内容ですみません!)
先日、本社がある地元の川口市内の高校を数校回らせて頂きました。
先生と話をすると正直な所、高校の学校の先生は「美容師への道のり」「美容室への就職」についてあまりご理解しておられませんでした。
数ある様々な職種から進路指導を行うので、それも当然かと思います。
 
そんな中、ある1つの高校の先生から連絡が有り、在学中の生徒向けに美容の仕事を話してほしいと言われました。
その打ち合わせでひらめきました!これは美容師のなり手を増やせるチャンスではないかと!美容師希望だけではなく、美容全般で興味が有る生徒を集めてくださいと先生にお伝えしました。
先生の反応は、「多分20人位は聞いてみたいと言ってくる生徒がいるかもしれない」とおっしゃいました。
「これは行ける!」と思いました。
 
来年早々に生徒向けに美容の仕事説明会を行うことになりました。
内容は話せませんが、何となく日本の美容師を増やす事が出来る!美容業界に貢献出来ると感じました。
そこから新卒として採用まで繋げて行けると思っています。
まあ・・・結果は来年1月以降ですが、良い報告が出来ると思います。楽しみです!
 
 

 

■  新卒を受け入れる側の準備が重要

でも採用まで繋がったとしても、入社後の教育も大変です。美容師は離職率も高い職業です。優秀な美容師を育てるには、関り方が重要だと思いますが、それは新人ではなく育てる側(=先輩)の問題です。
レボルでは来年から先輩の指導者教育にも力を入れて行きます。
少しずつですがレボルも変化して行かないといけないと思います。教育方法も今では残業時間を多くして行うのはセンスがありません。マニュアルや動画など時代にあったツールの整理も必要です。特に新卒の受入が多い関東の店舗では、教育体制の強化が急務です。
スタッフが全員で係り協力して後輩を育てるようにしていきます。
 

■ 採用で悩んでいる美容室オーナー様

レボルでは採用についてアドバイスや指導も行えます。特に美容学生の少ない地方では、地元高校生を視野に採用活動を行い、その後の教育体制も考えることが重要と考えます。
ぜひご相談下さい