美容室のチーム力 チームワーク 大きな目標を達成するためのチーム作り

担当 / 営業部 MGR 佐藤 雅也

先日、外部のセミナーを受講してきました。
そのテーマは簡単に言ってしまうと「チームを作ろう」です。
なんだか、子供だましのような表現になりましたが、内容は非常に深く、そして感動させられるものでした。

 

■ チームとは何か?グループとの違い

今回セミナーを受けたきっかけは、私どもの会社ではチームワークで売上を上げていくことを信条としています。その為にはチームになる必要があります。ただ、普通にしていてもチームにはなりません。私がそのセミナーで学んだ、「個の集団」から「チーム」になっていく為にやるべきことを述べさせていただきます。
 

 
「個の集団」→「グループ」→「チーム」
チームになる上で、必ず通る道があります。それはグループになることです。
さて、グループとチームの違いとは何なのでしょう。
 
女子会はグループ、サッカーなどの団体競技はチーム。そこの違いはなにか。
目標と役割があることです。
ともに、目的はあります。また、目的がなければ集まりません。
 
女子会は集まって近況を話す、が目的。ただ、目標はありません。
サッカーなどは、試合に勝つことといった目標が必ずあります。役割もあります。FWは点を決める、GKは点を入れさせない、などなど。
 
では、目標と役割を決めれば、チームになるか。答えはなりません。
なぜならないのか、それは信頼関係がない限りは目標と役割があってもやりきることはできないからです。
 
だからこそ、チームになるためには、まず信頼関係を築き、仲間を作り、その絆を深めなければならないのです。
 

■ 信頼関係をつくるために、「自己開示」

仮に、信頼関係のないスタッフから、何かをやって欲しいと言われたときに素直に受けいれるかどうかです。また、それが困難なものであれば、断ったり、引き受けてもやらなかったりするはずです。
 
信頼関係があるからこそ、初めてお互いの要求に応えることができるのです。
(ちなみに信頼関係の作り方は以前のコラムに記載しておりますので参考まで。)
信頼関係のつくりかた こちら
 
また、グループになるためにコラム外の部分であれば、「自己開示」です。
自分自身がどんな人なのかを知ってもらうことが大切です。
相手のことを知るためにはやはり、自分自身がどのような経験をしてきたのか、そこでどんな考えを得たのか、そこで学んだことはなんなのか。そういった今までの内容を話していくことで、相手に自分のイメージが作り上げられます。
 
想像してもらうと、自分のことをあまり話さない人の印象はどうでしょうか?
多分、あの人は何を考えているのかがわからない、とかになると思います。
そうすると、その人の言葉はそのまま受け入れることは出来ず、裏を勘ぐったりして、信頼関係など作れるわけはありません。
ぜひ、自己開示をしてみてください。印象が変わります。
 
グループになり、目標を決め、役割を決め、目的意識を高めることで、チームなることが出来ます。
どこを目指すのか、何のために目指すのか、どのように目指すのか、そこを「合意」することが大切です。決めればいいものではなく、本当にそれでいいのか、を事前に話し合う必要があります。
 
そこで、重要なのは批判ではない、意見交換です。相手を否定すれば、相手も攻撃を仕掛けてきます。そこでの意見交換はほぼ意味はありません。同じ人間は一人としていないので、意見が合わないのは当たり前のことです。その意見を建設的にぶつけ合い、ゴールを目指すのが重要になります。
 
目標が決まることで、どのようにやっていくのかを準備し、役割を決め行動していくことで、大きな目標を達成することが出来ます。

 
 
私自身もこのようなチームを多く作り、大きな目標を達成するお手伝いが出来ればと思い、働いています。皆様の美容室をチームにするお手伝いができたらと思いますので、ぜひ、ご相談ください!