美容室のスタッフ育成、幹部育成、オーナーの仕事

担当 / ブランド開発部 MGR 佐々木 誠  

「スタッフが言うことを聞かない…」「あいつはダメな奴だ!」と嘆いているオーナー必見。
現状を変えて行く為のセルフチェック項目。

 

■ 次の質問で当てはまる項目をチェックしてください。

 
・自分はきちんと仕事をやっていると思っている
・私の言っていることをなぜ理解できないのかわからない
・大概100%部下が間違っていると思う
・部下のやっている仕事レベルが低過ぎると思う
・スタッフの発言や態度にイラつくことがある
・実はスタッフにあまり興味・関心がない
 
残念ながらこれらの項目で当てはまるものが1つでもある方は、きっとそのスタッフを変えることは出来ない可能性が高いと言えます。
 

 
 
ではどうすればいいのか…?
 
「人を変えたければまずは己を変えよ」
 
聞いたことがある方も多いかと思いますが、これをやらなければ変化させたいスタッフに良い影響を与えることは出来ません。
 
自分はきちんと仕事をやっているのになぜスタッフは出来ないのか?という考え方が強くなるとスタッフの短所にばかり目が行くようになり、結果発言が詰問となり追い込むことで解決には向かいません。
 
自分の言っていることを理解できないスタッフは無能だ!となってしまうと「なぜこの人は理解することが出来ないのだろう?」という思考にならない為、これも諦めという生産性の無い答えを導き出してしまうだけになります。
 
そもそも自分とは違う人間ですから育ってきた環境も条件も違うので価値観が違うのは当然であるのにも関わらず、相手を無視した固執した考えになるのです。
 
100%部下が間違っている…のかもしれませんが、部下からしたらその答えが最善であると思っているのです。
 
間違いを正すことで拒否反応が相手に出てしまうとこれも相手を変化させることが出来なくなってしまいます。
必要なのはなぜその答えに至ったのかプロセスを解明することが大切なのです。
 
部下のやっている仕事レベルが低い=一生懸命仕事をしていない
という訳ではないのです。
それではただのダメ出しばかりとなり、そもそも改善させて育てていくということから離れて行ってしまいます。
 
スタッフの発言・態度にイラつくということは「馬鹿にしているのか?」「こいつは常識というものがないのか?」「感謝の気持ちが無いのか?」と怒り・人格否定・見返りを求めるといった感情や行動に支配されることになります。
 
スタッフに関心が無いことで起きる弊害は、どんどん忙しくなり、いざ、部下に仕事を振ろうとしても、誰にも振れず、行き詰ったときに初めて現状を知り、部下の育成の重要さに気づきますが、後の祭りでどうすることも出来ない状況を生んでしまうのです。
 

 

■ どうすれば自分を変えることが出来るのか?

 
以下の様に考えてみることをおススメします。
 
『何が、この態度をとらせているのだろう?』
『よりコミュニケーションを深めるために自分に出来ることはなんだ?』
『理解できる例え話はなんだ?』
『この人ができている事は何だろう?』
『自分に出来ることは他に何があるだろう?』
 
というように、他人に向いた矛先を自分に向けかえることや、人を動かすより早く、人のための行動をとる事で、部下への影響力をもち、変化を及ぼすことを可能にします。
 
私たちレボルはこのような問題を抱えられて何とかしたいと悩まれているサロン様にとってしっかりとお役に立てるサポーター企業でありたいと考えております。
 
自らも美容室を経営しているからこそ見えてくる本当の悩みを実践の中で解決方法を見出し、それを行い検証しながら改善をしてブラッシュアップしていくので、結果に結びつかせることが出来るのです。
ご興味のある方は是非一度お気軽にご連絡ください。