美容室で指名売上を上げるためには後輩育成が必要!

担当 / 店舗運営部 MGR 永澤 瞳

スタイリストの売上の内、特に指名売上は、「個人の成績・能力」を図る指標になっていると思います。給与制度が歩合のサロンでも重要視されています。
でも、実は個人の能力だけでは指名売上は上がりません。今回は、指名売上をアップするポイントを書いてみます。

 
レボルの直営店では指名制度をとっています。美容室では今、指名制度を取っているサロンさんが多いのではないでしょうか。
20代の方で美容室で指名していると答えた方は
いる……25.2%
いない……74.8%
20代は指名するお客様は少ないようですね。

 
■ お客様が美容師を指名するメリット・デメリットについて
<メリット>
自分のスタイルの好み・こだわりやクセなどを1から伝えずにすむ
自分の好みに合わせたスタイルを提案してくれる
毎回、長いカウンセリングをしなくてすむ
分かっているので会話が弾む
逆に会話をしなくてもお互いにOKな時もある
いつも同じ美容師が担当するので安定して同じ技術を受けられる
融通を聞いてくれる可能性が高い
など…

<デメリット>
スタイルがマンネリ化しやすい
イメチェンしたいことを言うのがめんどくさい場合がある
長い付き合いになると慣れから扱いが雑になることがある
スタイリストが人気のある場合、指名することで希望の時間が取れるとは限らない
担当の美容師が遠い美容室に移動した際に通うのが大変
など…
お客様の中には指名するのがめんどくさい、決めたくないという方もいると思います。美容師側からすると、指名していただけることはとてもうれしいし、やりがいを感じることができますよね。
レボルの直営店での指名比率は平均すると85%ぐらいです。
 
■ 指名売上アップに自分だけでは限界がある
指名売り上げを上げていくためにはもちろん自分自身のスキルアップも必要ですが、後輩の育成が大切です。自分一人ではやれることも限られてしまいます。レボルではチームワークを大切にしているサロンです。
ぜひ、スーパーアシスタントを育ててください!

・店販を自らお客様に合わせて売れるアシスタント
・カウンセリングもスタイリストに劣らないくらいできるアシスタント
・スタイリストの指示がなくても薬剤の調合や、アレンジができるアシスタント
・カット以外の技術は完ぺきにできるアシスタント
・スタイリストとお客様の流れを感じ取り、他のASへの指示が的確にできるアシスタント
上記の事が出来るアシスタントは、お店にかなり貢献してくれているスタッフなのでなくてはならない存在であり、スタイリストになった時に指名客をつかむことが出来るスタイリストになるでしょう。
 

長い将来を考えたときに、アシスタントをスーパーアシスタントへ育成することが出来れば、自分の指名売上もあがり、将来的にお店にとってはお店の売り上げが上がる、指名売り上げを上げられるスタイリストを育てる第1歩になります。
自分の頑張りとお店で教育という頑張りを足して、指名のお客様が増やして指名売り上げを上げていきましょう。