レボル30年間の商品開発の歴史

担当 / 取締役 中村 文男

レボルが創業してから、約30年になります。
レボルの商品開発の考え方は、《お客様をキレイに!サロン様の要望に応える!》です。

 

■ パーマ剤について

 
弊社のメイン商品であるパーマ液は、シス系とチオ系の2タイプで、創業時から値段も内容も同じモノです。厳密には消費税が5%に引き上げる時に、2%価格を下げました。

25年前には、一部のサロン様のご意見から、『バージンロード』というウェーブ力の強いパーマ剤を作りましたが、結果的にニーズが少なく、3年後販売を終了しました。
20年前には、日本で初めて、チオグリセリンを還元剤として使い『ノゾミ』と言うカーリング剤を作りました。こちらはダメージが少なく、匂いも少なく好評でしたが、一部の人に手荒れが出て、3年後には販売を終了しました。
 
15年前には、5種類の還元剤の良いところだけを生かした、当時としては画期的なカーリング剤『yokubacchaimasita』を開発しました。こちらは質感も良く、ウェーブ力もありましたが、やはりニーズは多くなく、3年後に販売を終了しました。
結局、創業時からのシスコールドとチオコールドの2タイプに集約されています。
 
前処理剤は、創業時から15年間、システムローションだけで行う方法でした。しかし髪質の変化やデザインの多様性に対する対応が困難になり、『アップ・ツウ・デイト』シリーズを開発しました。こちらは今でも、オゾンパーマや良草カラーの良さを引き出す前処理剤として、ご愛用頂いております。
 
 

■ ヘアケア剤について

 
店販品は創業時、健康毛用のAシャンプー、ダメージ毛用のBシャンプーとCコンディショナーを販売して参りました。
 
Aシャンプーのニーズは少なく15年前に販売が終了しました。
ただ、ノンシリコンと石油系の原料を未使用のBシャンプーとCコンディショナーは22年間販売が続き、業界でも珍しいたロングセラー商品となりました。
 
10年前から、社内にヘアケア新商品開発のプロジェクトチームを作りました。これまでの
BシャンプーとCコンディショナーのコンセプトであるノンシリコンと石油系原料未使用を継続し、更に、頭皮環境改善や毛髪強化の成分を配合する。洗った時の泡立ちや質感、1か月後の褪色やダメージ等、そしてデザインや販売方法などを2年間あらゆる角度から検証。
8年前にREVISHシリーズを発売しました。

この度、8年振りに新しい有効成分を加えると共に、使いやすいポンプにボトルを変更してリニューアルすることになりました。
今年も10月22日より、年末店販キャンペーンを行いますので、是非ともご活用頂ければと思います。
 

■ オゾン発生器について

 
オゾン発生器のレボナイザーは、最初のアナログタイプから、デジタルタイプ、イオンとオゾンを発生するタイプなど、5つのタイプを製造して参りました。現行のタイプになってから10年以上が経過します。以前の4つのタイプは既に部品が無く、メンテナンスが出来ない状況です。
 
レボナイザーは、パーマの2剤放置時、カラーのクーリング時、そしてオゾントリートメントと3通りの使い方が出来るため、30年間需要が高いです。

先日も、福岡県に出張して20年以上お付き合い頂いているサロン様80軒以上に訪問して参りましたが、半分以上のサロン様でレボナイザーをご活用頂いておりました。
これだけ永くご愛用頂いていることは、販売会社として嬉しい限りです。
 
なお、10年以上のメンテナンス出来ない機種に付きましては、現在、特別下取りセールを実施しております。
 
 
このように、レボルは試行錯誤しながら、ロングラン商品を育てて参りました。
これからも、《お客様のキレイ!サロン様の要望に応える!》ことを最優先にして商品製造を続けて参ります。