リンゴの木1年会員のリピーターとなって

担当 / 取締役 中村 文男  

 
 
昨年に引き続き、長野県佐久市で行われているリンゴの木1年会員になりました。
こちらは、1口20,000円で1本のリンゴの木の1年会員(オーナー)になる制度です。約100人の会員さんの殆どがリピーターだそうです。
 
今回は、リンゴの木1年会員の仕組みと、何故リピーターが多いのか?書いてみます。
 

 
 
 
 
 
 
リンゴの木1年会員とは
4月までに、長野県佐久市の農園に、FAXなどで会員の申し込みをします。
5月上旬、最初に長野県佐久市の農園に伺います。この時に沢山のリンゴの中から、1年間付き合う(?)自分の木を決めて、名札を付けます。
そして、1つの枝に5つ位花が咲いているのを、1つの実が成るように選別して花摘みをします。
 


 
 
 
 
 
6月には、それでも余分な実を摘みます。
9月には、幾つかのリンゴに名入れのシールを貼ります。

 
 
 
 
 
10月には、葉摘みをして、日光があたり鮮やかな赤い色付くリンゴになるようにします。
11下旬に、待ちに待った収穫です。
会員になると、この5回の行事に出来れば、参加して欲しいと言われます。都合の悪い方は、何回か!或いは全てを農園の方にお願いすることは出来ます。
私は、今年は5月、6月、そして収穫の11月と3回、長野県の農園に行きました。
農園には1000本以上のリンゴの木がありますが、その中の一角の約100本が、リンゴの木会員の対象になり、今年もほぼ完売の状態でした。
私の木から今回は、昨年の200個よりは少なく150個近くのリンゴを収穫出来ました。
コストを考えると、1個あたり130円になりますが、交通費や労力を考えると、コスパは全く良くありません。(笑)
今回も収穫したリンゴを、親戚や会社の人、お客様や友人に配ったところ、大変好評でした。
紹介してくれた友人は5年間続けて会員になっており、今年は2本の木の会員になって、沢山の知人友人にリンゴを配って、大変喜んで頂いているそうです。
昨年から一緒に初めた友人は、収穫の時に子供と孫と一族13人で来ていました。子供や孫達と自然の中でリンゴの木を育てることを通して、家族の良いコミュニケーションが取れていると言っています。収穫が終わった後は、みんなで長野の蕎麦を食べて帰ったそうです。

 
 
 
 
 
農業への関心の高さ、すばらしさを実感
花摘みや、収穫などの行事の度に佐久市役所の方や、地元新聞社の記者の方が来られていて、インタビューされます。地域においても新しい農業の在り方に関心が高いようです。参加されているオーナーの方々も、埼玉県や東京都や神奈川県と県外の方が多いようです。ご家族で来られて迷いながら木を選び、楽しそうに収穫をされています。普段は農業に接していない方でも、リンゴを育てて、収穫できた喜びはお金には代えられないと思います。
私達はこのような体験をする事により、農業の素晴らしさを実感出来ます。
農園の方にとっても、前金で約200万円の年会費が入ることで経営が安定する、ウィンーウィンの関係になっていると思います。
美容室から、オシャレや健康の発信を
これはレボルの提案している、1年間カラーを通して綺麗でいて頂くことをお客様と共有する、カラー会員制度に共通する事を感じます。
カラー会員さんは、1年間来店されることが約束されているので、担当する美容師さんが磨いた技術や学んだ知識をその方に合ったオシャレや美的健康の提案が出来ます。
そして、1年間ウィンーウィンの関係が築けて満足いただけたなら、リピーターに成って頂けます。そして、美容室にとって大切なロイヤルカスタマーに成られることでしょう。