ラグビー日本代表、ノーベル賞から元気を貰う

担当 / 取締役 中村 文男  

 
 
 
現在日本で行われている、第9回ラグビーワールドカップは、日本代表の活躍によって大いに盛り上がっています。
 
ラグビーW杯はオリンピック、サッカーW杯と共に、3大スポーツイベントと言われていますが、第1回~第8回まで日本は予選プールを突破出来ていませんでした。
今回初めて日本での開催に向けて、日本チームのレベルアップの為に多くの努力を重ねて来ました。
 

 
前回大会でも、世界ランク3位の強豪南アフリカに勝ち3勝1敗としたものの、ボーナス点の差で予選敗退してしまいました。今回は新しいヘッドコーチを招聘し、合宿などを通して前回以上にハードな練習と、全員が柔軟に考えると共に、同じ思いで動くことを共有できるようになったそうです。これは『ONE  TEAM』と言うスローガンに表れています。
 
試合後の選手のコメントを聞いても、誰一人驕ることなく、真摯に日本人が喜ぶために!の想いを語っています。
 
『死ぬほど練習したから、勝てると思っていた』・・堀江翔太選手
 
『何のために勝つ?それは、日本の皆さんに喜んで頂きたいから』・・リーチマイケル主将
 
『この瞬間の為に、全てを犠牲にして準備して来たから本当に嬉しい』・・福岡堅樹選手
 
『誰よりも努力して、誰よりも遣って来た自信がある』・・姫野和樹選手
 
『30分だけ喜んで、後は次のサモア戦の準備をする』・・リーチマイケル主将
 
これらの言葉から、元気と勇気と日本人としての誇りを感じます。
 
そして、遂に予選プールを突破して、悲願の決勝進出を勝ち取ることが出来ました。
喜びのインタビューの最後に、ジョセフヘッドコーチや殆どの選手が、
『この度の台風で被災された方々に、この試合を通して勇気と元気を届けたい』
とエールを送っていました。
 
日本代表をイギリスガーディアン紙は『まるで赤と白のオールブラックスだ』と、世界ランク1位のニュージーランドと較べて遜色ない!と評価しているのは、嬉しいです。
 

 
また、10月9日にノーベル化学賞に、リチウム電池の開発をされた、吉野彰博士に決まりました。日本人としては湯川秀樹博士に始まり28人目になります。これは、世界では5番目に多いそうです。
 
テレビのインタビューで、吉野博士は成功の秘訣を『粘り強くやり遂げる執着心と、柔らかな頭が大切』と柔和な表情で語っておられました。現在、世界中の人達が使っているパソコンや携帯電話が、何十年も前から吉野博士の地道な研究によってもたらされている事に、やはり同じ日本人としての誇りを感じます。
 
10月に入り、消費税が8%から10%にアップ。台風15号、19号が上陸して特に関東地方や甲信地方に甚大な被害をもたらしました。これらの情報は、マイナスな気持ちや悲しい気持ちになりがちです。
 
ただ、世の中の景気は気持ちに左右される部分が多いのではないでしょうか!
ある経済学者は、今回のラグビーW杯の経済効果は6000億円から1兆円!と言っておりました。
美容室に来られるお客様は、若々しく、綺麗になりたい!と共に、気分転換をしたい!元気になりたい!と言う思いの方も多いと思います。
 
ラグビーW杯の日本代表の快進撃や選手の真摯なコメント、今年もノーベル賞を日本人が受賞した事などから、元気になって頂き、美容室から経済効果を作り上げて参りましょう。
営業の我々や美容師さんが、先ずは元気の素を選択し、発信して行くことから自社の繁栄と地域への貢献が始まります。
ガンバレ!ニッポン!!