担当 / 店舗運営武 MGR 永澤 瞳
レボルでは、6月の自社開催のワインディングコンテスト全国大会に合わせて、フォトコンテストを開催しています。今年で第3回を迎えます。なぜ、フォトコンテストをするのか、深く考えてみました。 |
■ フォトの世界
写真撮影は細かい作業が必要です。レンズ越しに見る世界は普段の生活にはなかなかありえない狭い世界で、作品の欠点が細部まで見えやすい状況になります。
そこで考えられるのが、普段から細かい作業、気配りができているかということです。写真の世界は髪の毛1本どうかなのか、どう動いているのか等、細かい部分の気遣いが重要です。
普段のサロンワークで置き換えると、カットした後の仕上げで鏡を見せたときに、顔に毛くずが付いていても気にならない、そういう人は、お客様からしたら細部を気づけない美容師になっているのではないでしょうか。
■ 流行を取り入れる意識
流行に対してどうでしょうか。
週休2日が当たり前になっている今、休みが増え時間がある状況で美容師は大切な流行分析、情報収集をしているでしょうか。
フォトで作る作品は自分の意思がある作品が評価されます。流行分析や情報収集によって古いなかにも新しいものがあったり、新しい中にもどこか懐かしさを感じたり。
プラスして、自分の“伝えたいもののメッセージ”が入ってくるから、いい写真だなと人の心を打つ作品に仕上がります。営業中にお客様への髪型の提案やトークの中でも、髪型を作る上での1つのスパイスとして流行を取り入れたり、仕入れた情報が役立ってくるのではないでしょうか。
■ フォトコンテストに参加するメリットは?
まず1つ目は、技術を高められることです。サロンワークの中ではなかなか得られないクリエイティブな部分を表現することが出来ます。
色やスタイルを自由に発想して、自分が良いと思うものを作ることが出来ます。ある程度の技術が出来るようになるとアシスタント時代とは違って、日々繰り返しの仕事になりがちです。そんな中で、仲間たちと1つの目標に向かって技術を高められる絶好の機会です。
2つ目は目に見えて分かる実績が作れます。当たり前のことですが作品を見ていいなと思ってくれる人が多いからこそグランプリに選ばれます。それは美容師としての自信につながります。
3つ目は感性を鍛える事が出来ます。バランス感覚を養い、作品を見てセンスを磨く事が出来ます。長方形の中でどういったバランスで作品を写すのか、その人の持っている感性で変わります。少しのバランスのずれで良くも悪くも見えるのが写真の世界です。また、他の方が作った作品を見てどこが良いのかを言えるというのはセンスを磨くことにつながります。
細かい仕事ができる、細かい気配りができるそして、流行に敏感でありながら目標に対して全力投球する。そんな美容師を作っていきたい、それがフォトコンテストをしていく上での願いです。
2018年度は5月末の締め切りで6月19日のワインディングコンテストにて投票を行います。興味のある方はぜひ、担当営業もしくはレボルまでお問い合わせください。
多くの方の参加を楽しみにしています。
昨年のフォトコンテストについてはこちら