年間計画をつくろう

担当 / 取締役 副社長 平井伸幸

伸びているサロンは必ず年間目標を作成しています。単に数字目標だけでなく、行動目標まで落とし込みスタッフで共有することが重要です。

1のはじまりに年間目標を
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伸びないサロンは目標がない、または目標があっても不明確、曖昧な場合が多いです。例えば、目標が手が届かない「根性目標」だったり、単に「前年●%UP」だったり。
ポイントは何をすれば(=「行動」)、目標達成ができるのかまで落とし込み、スタッフ間で共有されているかです。
よく合宿を行い、丸1日かけてスタッフと年間計画づくりをされているサロン様があります。それを常に意識できるように、グラフにしたりチェックシートにしたりして、日々の朝礼やミーティングなどで進捗を確認していきます。
このような当たり前の取り組みが、年間を通じて行えるサロンが伸びています。
まだできていないサロン様は、年間目標をスタッフと一緒に作成してみてはいかがでしょうか。
昨年の分析から
まず昨年1年間の実績を分析してみましょう。データを読み取るためには
1. 比較を見る ・・・ ある点を見て比較する  例:他店と比較する
2. 構成を見る ・・・ 比率を見る 例:パーマ比率、新規客比率
3. 時間軸を見る ・・・ ある期間の変化を見る 例:前年同月
レボルでは、売上目標を達成するために、さらにブレイクダウンした「経営の10個の指標」を持っています。
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自店だけの数字だけ見てもわからない場合、ぜひこちらをひとつの「モノサシ」として(上記の1番・2番として)課題設定に使用してみて下さい。クリアできていない項目が自店の課題になります。
スタッフと一緒に行動レベルにまで落とし込む
クリアできていな項目ばかりでも、年間の重要テーマは3つ以内に絞るべきです。そして、その重要テーマについてスタッフ全員で何をするのか、またいつするのか、まで年間計画に落とし込むことをやってみて下さい。
たとえば、パーマ比率を10%上げることをテーマにしたならば
①練習会・勉強会の計画
②キャンペーンの内容と時期
③販促物の用意
④チェックの方法
などいつ・だれが・どのように、やるのか計画表に落とし込みます。
(参考)年間計画フォーマット (エクセル)
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より大事なことは立てた計画をPDCAで改善しながら、やり続けることです。地道な取り組みですが、1年間では大きく結果につながります。レボルの営業やインストラクターもお手伝いしますので、年始にぜひ計画をたててみて下さい。