ウィッグ市場の激変 美容室でのウィッグ販売

担当 / 店舗運営部 MGR 加来 愛弓  

 

国内毛髪業の女性市場の規模は10年度から18年度まで続けて増加。617億円だった18年度から比べると、18年度は707億円で114.6%の成長率です。カツラというと男性のイメージが強いが、今や男性市場の規模をも上回っています。通販会社や他業種も参入するなど、市場規模は広がる一方です。

 

■ 女性ウィッグのニーズ

その理由の一つが女性の“薄毛”の悩みです。
「薄毛は増えていない。気にする人が増えている」というのが実情のようです。
「レディース頭髪外来」を開設したクリニックでは、「6年前と比べると、1年間の来院者は4.6倍に増加しました」 と広報担当者。
意識調査では、94%の女性が「薄毛だけは避けたい」と望み、67%が「将来に薄毛の危機感を感じている」といいます。
一方、「髪のお悩みでウィッグを使っていた時代から、今はファッションの一アイテムとして受け入れられた背景があり、より身近になってきているのでは」
最近はウィッグ記事を美容雑誌や女性ファッション誌でも見かけるようになりました。最大手ウィッグ2メーカーの中心顧客層は50代から70代。ファッション感度の高い女性が、薄毛とオシャレを両立させるアイテムとしてウィッグを使っています。
 

 

■ 美容師目線での、ウィッグ導入

レボルも2年前より「プリオーブ」という自社ブランドの女性用ウィッグの取り扱いを始めました。
導入することになった時、私はとても抵抗がありました。
今まで、散々自社のカラー・パーマで髪を綺麗にしてきたのに・・・今更ウィッグなんて・・・美容師がウィッグなんて・・・という思いが強くあり、なかなか導入に踏み切れませんでした。
しかし立場的にそうも言ってもいられず、いざ導入に踏み切りました。初めての試着会を行った際、私が担当するお客様が試着をして購入を即決されました。
長く担当させていただき、髪の悩みにも寄り添ってきたつもりでしたが、私が思っている以上に悩まれていたのだと知りました。
しかし、そこから納品されるまでとても不安でした。決して安い商品ではないので、本当に自然な仕上がりになるのだろうか・・・
2か月後の納品時、実際にお客様に試着してとても自然でした。人と会う時にしかつけないかな・・・と言われていたお客様も、結局毎日つけられているそうで、大満足の仕上がりでした。
プリオーブは、オーダーで自分の髪に合うように作るのでとても自然な仕上がりになります。タイプも分け目・つむじ・トップと、気になるところをピンポイントでカバーできます。
カラー・ツヤ・カールと全てあわせます。サンプルが15台あるのですが、必ずどれかはしっくりきます。気に入られた方は、サンプルのこれでいいから今日持って帰りたい・・・と言われます。それくらいなじみやすいのです。
 

 

■ 既製品ウィッグとの違い

 
既製品のウィッグは、毛色・スタイル・長さなど限られた種類の中から選ぶしかないので、お客様も多少妥協して買うことが多くなります。金額も安いので買うときはいいかなと思って買うのですが、自分に合わせたウィッグではないのでしっくりいかず、何回か使っただけで使わなくなってしまうケースが多いのです。購入後も気に入って使っている人が意外と少ないのが実情です。
大手のオーダーメイドは、オーダーなので自然で品質の良いのですが、広告宣伝費がウィッグ価格に反映してしまう為平均40~50万円と高額になってしまいます。
「プリオーブウィッグ」は、大手のオーダーメイドウィッグ以上の品質でありながら、大手の約3分の1の価格でお客様に提供できることが一番の違いであり強みです。
業界の中でも「プリオーブウィッグ」は最高品質のウィッグです。
これだけの品質のウィッグを16~17万円で販売しているメーカーは他にありません。
購入いただいた方も、皆さん大満足されています。
もちろん、カラー・パーマで髪を綺麗にしていく事にはかわりありません。、さらにお客様の満足度を高めるツールの一つとしてプリオーブはとてもおすすめです。