担当 / 営業部MGR 佐藤雅也
美容室が約24万件あるという中で、どんなサロン様も集客にお悩みではないでしょうか?今回はホームページからのサロン集客を考えます。 |
■ほとんどの美容室が集客に困っている
弊社でも直営店舗を11店舗経営していますので、集客の悩みは消えません。
今までは、チラシに特化した集客を行っていましたが、地域性もありますが、年々反応は鈍くなっている気がします。もちろん、季節要因もあり一概に言えませんが。
だからといって、ホットペッパーのようなポータルサイトに掲載をしてみても、なかなかターゲットのお客様は来て頂けませんし、1回は来られるかもしれませんがお店への固定化は難しいですし、そもそも固定費が高い。
では、どうするかということで、ホームページのブログを強化しております。
レボル直営ホームページへ
まだ、大きな成果を得られるところまでは来ていませんが、それでも始めた当時と比べ、PV数は10倍近く増加しており、今やスマートフォンの普及率が50%を超えたこの社会では、必須の行動だと思います。そこで、私自身もホームページの制作をされている方や、実際に反響を得ているサロンのオーナー様から伺った内容を述べたいと思います。
私も営業ですので、ニーズを引き出さなければ、モノもコトも売れないのはわかりますが、ホームページなどの自社メディアも同じようです。
■ブログに何を書くのか
サロンに行きたい!というニーズのお客様の行動は
情報収集 → 比較検討 → 予約
になりますが、そこで予約のハードルを超えられません。
そこには、価格、サービス、情報不足の理由があります。
情報収集や比較検討をする人へ、ポータルサイトやSNSなどには存在しない情報を提供することが自社メディアの役割になります。
その中心がブログになりますが、どう書くか?で悩まれている方が多いと思います。
うちのスタッフたちもそうですし、お取引のサロン様もそうでした。
だいたい書くことになると、
・お客様の声
・今日の出来事
・美容室の近くの美味しいご飯屋さんの紹介
・休みの日に行ったことなど
上記は、社員募集のための情報提供として大事なことではありますが、情報収集、比較検討しているお客様はそれを知りたいか?ということです。
欲しい情報は「なりたい理想」や「潜在的な悩み」を解決してくれるかどうか、です。
その為には
・美容に関する技術
・美容に関する知識
・美容に関する手法
ターゲットのお客様が欲しいと思う「キラーコンテンツ」をブログに用意することが大切です。
■キラーコンテンツとは?
キラーコンテンツは、私が勉強させていただいた方が言われていたフレーズで非常にしっくりくるものでしたので、そのまま使わせていただいておりますが
①得意な施術
②市場のニーズ
③競合難易度
を考える必要があります。
弊社ですと、キラーコンテンツは「髪を傷めず、質感をよくするパーマ」になります。
市場ではカラーをする人が非常に多く、髪にダメージがある方がたくさんいますし、私どものターゲットの40代以上の女性のお客様はボリュームがありませんから、パーマスタイルが必要です。また、パーマは薬液も大事ですが、なによりも技術が問われるメニューです。上記3点を満たすキラーコンテンツです。
それをどう表現するかは、文字数を競合店よりも増やす必要がありますが、毎回はチェックできないので、1,200文字以上というルールも設けています。
まだまだ、弊社も始めたばかりで足りないことも多いですが、これを行動していくことが大切です。チラシを配って見てくれた方も、必ずと行っていいほどネットで検索をされます。そこにポータルサイトやSNSにはないものが掲載されていて、自分の理想を満たすものであれば、予約を取っていただけるはず!と思って、スタッフを盛り上げ、書いてもらうようにしていくことが集客への今のすべき行動だと思いました。