2022/2/1
担当 / 取締役 佐々木 誠
目次------------
(1) 医療向けウィッグ市場について
(2) Medifeel(メディフィール)製作の想い
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(1)医療向けウィッグ市場について
がんになる確率は「2人に1人」の時代と言われ、がんは身近な病気としての認知がされています。高齢化社会ですからこれから尚更その傾向は顕著に感じるでしょう。
美容室にご来店頂くお客様は特に女性が多いかと思いますが、女性のがんの状況を実際に数値としてどれくらいなのか表とグラフにした資料があるのでご覧ください。
ご覧頂いた通り、婦人科系ガンの抗がん剤は脱毛リスクが高いのが特徴です。
特に女性にとって髪はとても大切なもの。
それまでできていたスタイルを維持するのが困難になるため、ウィッグを利用される方が多いのがこのグラフを見てもわかります。
10万人を超える方が何かしらのウィッグを探して、利用されているのです。
(2)Medifeel(メディフィール)製作の想い
今回医療向けウィッグのレンタルという新しい取組みに至った理由の一つは、弊社直営店にご来店頂くお客様がご年配の方が多いということ。
また、実際に弊社スタッフの知り合いの方にがん治療されている方がいたり、かくいう私の親もまたがん治療を行っている一人です。
そこで少しでも気持ちが明るくなって頂きたいと考え、医療向けウィッグのスタイルオーダーサービスを始めることにしました。
弊社では今まで「自分らしくオシャレを楽しむ!最高品質オーダーメイドウィッグを低価格で!」というコンセプトでPriaube(プリオーブ)を4タイプ展開して来ましたが、これらの背景を受けて医療向けのウィッグ「Medifeel(メディフィール)」を製作しました。
一般的な医療向けウィッグとの違いは、似合わせでの医療向けウィッグは業界初ということです。
つまりスタイルオーダーメイドで自然で今までのスタイルをできる限り維持できるように製作されたウィッグです。
既製品は安価でお求めやすいですが、不自然さや違和感を拭えません。
心理的な負担をなるべく軽減して頂きたいという想いからこの部分は拘りました。
しかし、スタイルオーダーとなると製作に時間を要するのも事実です。
そこで最短2週間で対応が可能な生産体制を用意し、且つ一番重要な価格の部分を極力抑えるべく熟考を重ね、今回レンタルでの提供(買取も可能)を決めました。
よくあるウィッグのレンタルを見ていると気になることがあり、それをすべてクリアできるものにしたかったのです。
2.レンタル品でも新規作成ですべて新品をご提供する事
3.レンタル費以外の初期費用が不要な事
我々の美容室で医療向けウィッグの相談をされることは今までも年に数件程度でした。
しかし、その数件も大切なお客様の切実な声でした。
それにきちんと対応できなかった反省と一人でも多く病気と闘い始める人の気持ちに寄り添い、間接的でもお役に立てるようにできることを。
ニーズの頻度や商売という損得ではなく、髪の毛を扱う美容室だからできる応援の仕方があると思っているのです。
まずは直営店舗から始めますが、この取組みにご賛同頂けるサロン様へも拡がっていけば嬉しいと思います。
我々レボルでは美容室で起こる様々な問題を解決する為に様々な取組みを行なっております。
是非皆さんの‟変わる“きっかけが提供できればと考えています。 ご不明な点がございましたらお気軽にご連絡ください。
お問い合わせは下記へ
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