2021/3/31
担当 / 取締役 佐々木 誠
目次------------
(1)美容室の実態を数値すると
(2)ライフタイムバリュー(LTV)という考え方
(3)レボルが考える利益を上げる為の方法
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(1)美容室の実態を数値すると
一般的な美容室の数値を見ると、
美容室は売上の大半が技術売上になるので粗利率が非常に出やすい業態です。しかし一方で、人件費がコストの半分近くを占めている為、利益としては5%前後になってしまうのが一般的です。
社会保険も加入しているとさらにプラスでコストが掛かります。
この人件費で経営が非常に苦しくなってきますが、とは言え、美容師あっての美容室ですので人件費を抑制するのは現実的ではありません。
(2)ライフタイムバリュー(LTV)という考え方
ではどうしたら良いのかというと結局のところ「売上を上げましょう」となるのです。しかし、売上を上げる為には「新規獲得が必須!」「単価を上げよう!」とあれやこれや考えると思います。
もちろん、【売上=客数×単価】が一般的な方程式ですので正しい考え方ではあります。美容室の場合これに周期という観点も加わってきます。
では新規を獲得するにはどうするかというと、いわゆる集客サイトやポータルサイトが必須になって来るのではないでしょうか?
ただ、これらを利用する為には料金が発生します。従って、「どれだけコストをかけられるのか?」というのもきちんと把握しておかなければいけません。
その上で重要になってくるのが1回の来店時に支払われる金額ではなく、「Life Time Value(LTV)」という考え方です。
日本語訳で「顧客生涯価値=1人の顧客が生涯にもたらしてくれる累計利益」というものです。
10数年通い続けてくれるとまではいかないものの、ある程度予測可能な期間を想定して考えます。
そして、1回にお支払い頂く料金も大切ではありますが、その方がリピートしてくれるのかという部分が非常に重要なのです。
例として1人の新規のお客様を獲得したとします。
単価がわかりやすく1万円で経費を引いた利益率が20%としてリピートしなかった場合のLTVは以下の通りとなります。
つまり広告費を掛ければ掛けるほど厳しい状況に追い込まれます。
心当たりある方も多いのではないでしょうか?
これがリピートするようになるとLTVは上がってきます。 そうすると新規を獲得するための広告費に掛けられる金額も上げられます。
(3)レボルが考える利益を上げる為の方法
ここまで話しておいて何なんですが、レボルの直営店では基本的にコストが掛かる集客サイト等の活用はしていません。その代わり、来店周期に徹底的にこだわったサロン運営をしております。
一般的に平均来店周期は90日サイクルと言われています。つまり年4回しか美容室には来ない方が多いという事です。
単価:1万円×来店回数4回(年)=4万円(1年間)
となりますよね?
しかし、レボルの直営店ではこの様になります。
いかにしてリピートしてもらうようにするのかが、利益を上げて行く為に重要な最初のポイントと考えます。
漠然とサロン運営をするのではなく、この様にしっかりとポイント押さえて経営してくことで無駄を省き、より利益体質を作っていくことができるようになるのです。
そうは言うものの実際やろうとすると大変だとも理解しています。
そこでレボルでは直営店の実際の数値や具体的事例を基にサロン様のサポートをさせて頂いております。
お悩みを聞かせて頂き、理想とする形を作るためにどの様に進めていけば良いかをサロン様の状況に合わせてご提案します。
無料のセミナーもご用意し、オーナー様のみならずスタッフの皆さんへのサポートも強化しております。
まだまだお伝えしたことはあるのですが、今日のところはこの辺で。 気になる方は是非お気軽にお問合せください。
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