一番わかりやすい美容室の目標設定の仕方 経営指標 重要な数字

美容室の目標設定

投稿日:2018/1/20 更新日:2022/8/12

担当 / 営業部 MGR 佐藤 雅也

   

 

今年の6月からオンラインにてオーナー講座、店長講座を開講。それぞれで理念と目標の関係性に関する講座を行いました。

8月は組織活性の内容に入ります。美容室を活性化するためには目標設定がとても大切です。レボルは8月から新しい期が始まるため、7月に各店舗で目標設定を行いました。

美容業界にとっての繁忙期でもある12月に最高の成果を上げるためにも、目標をしっかりと決める流れを解説していきます。

 

目次------------
(1) 指標を決める
(2) 決めた項目をどれぐらい高めるかを試算する
(3) まとめ

--------------

(1)指標を決める

レボルの直営店では、目標設定は売上金額設定ではなく、「課題設定型」です。前年対比の110%とか120%とかではなく、どの課題を改善し伸ばしていくかを決めて売上を決めるやり方をしています。

レボルにはサロンが健全な経営を目指す上での10個の指標を設定しております。

➀総客数100人以上/1スタッフ
➁パーマ比率技術客の40%
➂カラーパーマ比率パーマ客の60%
➃オゾントリートメント率※70%以上
➄新規客総客数の10%以上
⑥来店サイクル45日以内
⑦技術客単価7,000円位上
⑧店販比率総売上の10~20%
⑨カラー会員数50人/1スタッフ
⑩次回予約率60%以上
※. 「オゾントリートメント」の名称が「オゾンスパ」に変更されました。新しい名前でさらに充実した情報をお届けします。
(関連記事は こちら) です。

 

10個の指標と自分のサロンを比較

自分のサロンで同じ数字を出してみて、どれが超えていて、どれが足りないのかを調べます。

それによって、今年はどこを高めていくのかを決めてください。

 

(2)決めた項目をどれぐらい高めるかを試算する

例えば、年間総客数が1,200人で来店サイクルが60日のお店があるとしたら、カルテ数は1200÷6(60日サイクルは2ヶ月1回来店なので、年間頻度は6回)で200になります。

来店サイクルを45日に縮めるようにできたなら、200×8(45日サイクルは1ヶ月半で1回来店なので、年間頻度は8)で1,600人。総客が増えます。

年間の美容室の売上は、下記内容で決まりますので、単価が維持できれば売上が上がります。

   カルテ数 × 単価 × 来店頻度 = 年間売上
(前年) 200 × 7,000 ×  6   = 8,400,000
(目標) 200 × 7,000 ×  8   = 11,200,000

これが目標となります。

このように目標を設定していくと対策も具体的になります。

レボルであれば、カラー会員のお客様が増えると来店頻度は多くなりやすいです。このため、カルテ内のお客様のカラー会員比率を高めていくことがやるべきことになります。

他にも既存のお客様にしっかりとカウンセリングをさせていただき、理想の来店周期をご理解いただくこともやるべきこととなります。

サロンでの経営指標があることによって、そのサロンのコンセプトを維持し、伸ばしていくべきことが明確になります。

レボルでは直営店舗は10店舗運営しており、それぞれの店舗で課題が違います。

どのサロン様も目標を立てて、達成に向かって努力されていると思いますが、立てた目標の根拠ややるべき理由も付け加えることができると指針が明確になります。

何のためにその目標を追っていくのかが分かると、スタッフ全体の想いもまとまります。

 

(3)まとめ

では、お店でどのようにすればいいか?経営指標とは、どのように決めていくべきか?

そのお手伝いができるオンラインセミナーを8月24日(水)18~19時に行います。

オーナーさんだけでなく、スタッフの方と一緒に参加することで理解が深まるでしょう。
ぜひ、ご参加ください!お申し込みはこちらまで。

第65回オンラインセミナー>>目標達成出来ないのには理由があった⁉本物の目標設定方法講座

セミナーに関するご質問も上記フォームからご連絡ください。
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